2016年5月4日
消化試合に負けただけなんて虚しくなることは言いたくない
ガンバ大阪1-2メルボルン・ヴィクトリー
5年前のゴールデンウィークはメルボルンまで遠征した僕ですが、
今季はおとなしく日本で観戦。
僕が遠征したときは、サザンクロス駅の近くの、
エティハドスタジアムが試合会場だったけど、
今季の会場はレスタンギュラースタジアムという場所だった。
メルボルンはテニスの全豪オープンや、F1のオーストラリアGPが開催されるなど、
スポーツの街というイメージが強いから、
それほど広くない街のいたるところにスポーツ施設があったのが印象に残っているね。
既にACLはグループステージ敗退が決まっているので、長谷川健太が、
主力として定義した選手たちは今回の遠征には帯同させずに臨んだこの試合。
先日の川崎戦後のブログで、
「出場機会が限られている選手たちの奮起に期待」と書いたけど、
クラブ史上初の決勝トーナメント進出が懸かるメルボルンと、
消化試合モードのガンバとでは、モチベーションに大きな差があったように見受けられた。
特に、初瀬がロングボールの処理を誤って喫した失点の場面で、
マイボールにできるかどうかわからないのにも関わらず、
メルボルンの選手たちが一気呵成に前線に駆け上がってきたのを見て、
この試合に懸けるテンションの高さを感じたね。
相手のプレスに怯んで自陣で安易なロストを繰り返し、
軽率なハンドでPKを献上するガンバの選手たちのそれとは雲泥の差だったわ。
ただ、前半の戦いぶりはどうしようもなかったけど、
後半に入って、選手交代のカードを切る毎に徐々に持ち直していったように見えた。
まあ、内田と大森が明らかにブレーキになっていたので、
この2人を代えたことで良くなったという見方もできるけど、
交代選手が良い動きをしたのは、ポジティヴな要素ではあるね。
特に、今季、トップチームで初お目見えだった二川の健在ぶりに、
気分が高揚したガンバサポは僕だけじゃなっただろう。
スルーパスの名手である二川と、裏のスペースへボールを引き出すのが上手い呉屋は、
相性が良さそうに思えるので、もうちょっと長い時間見たかったね。
J2降格を喫した2012年シーズンのACLですら1勝しているのに、
優勝を期して臨んだ今季のACLは、なんと未勝利で終えることになりました。
悔しいけど、終わってしまったことはどうしようもないので、
またACLのステージに帰ってきて、この屈辱を晴らしてほしいと思います。
そのための第一歩として、次の日曜日の新潟戦やね。
今回の遠征に帯同しなかった選手が中心になると思うので、
水曜日の試合から中3日の新潟とはコンディション面では分があるはず。
国内タイトルを獲りに行くぞという気持ちが見える試合を期待したいね。
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