2016年9月18日

残留争いの辛さはわかるけど、助けてやろうとは思わない



豊田行ってきました。




ガンバ大阪31名古屋グランパス


同じオリジナル10の一員ではあるけども、
名古屋がJ1に残留しようがJ2に降格しようが、
あまり興味が無いっていうのが正直なところ。

ただ、名古屋がJ2に降格すると、
この素晴らしい豊田スタジアムに来れなくなるのが寂しい。

僕は、日本のサッカースタジアムで、
吹田とタメを張れるのはここだけだと思っているので。



重心を低く設定してカウンター狙いという、
両チームの狙いが同じだったせいか、持ち味を相殺する形になり、
前半は、後方でのボール回しが多くて、正直、つまらない試合だった。

それでも、ガンバが仕込んだスパイ・安田理大のコントロールミスを、
オ・ジェソクがかっさらって、ゴール前へクロスを送ると、
大森がニアで合わせて先制点をゲット。

ここ数試合、先制される展開が続いていたので、
久々の先制点となったわけやけど、永井にゴールを許し、
前半でスコアを振り出しに戻されてしまった。

オ・ジェソクの寄せが遅れたという見方もできるけど、
これがポストプレーだと言わんばかりに、
あれだけペナルティエリア内で時間を作られてしまってはどうしようもないね。



また、丹羽を相手に次々とくさびのボールを受け続けるシモビッチに対し、
長沢は闘莉王相手に何も仕事をさせてもらえなかった。

ヘディングで敵味方含め3人吹っ飛ばしたり、
パワープレーで前線に攻め上がってシュートに持ち込んだりと、
本当に10ヶ月のブランクがあったのかと思わせるほど、
僕らの知っている闘莉王だったので、
封じ込められるのも止む無しかなとは思うけど、以前から長沢には、
代表クラスのCBと対峙してどれだけやれるかというところで、
力量を計りたいと思っていったので、
その判断基準だと不合格と言わざるを得ない。

試合終盤でもプレスバックを怠らない献身性については、
絶賛に値するレベルだと思うけど、長沢は攻撃面でもっとやれるはず。

幸か不幸か、次節以降も骨のあるCBを揃えているチームとの対戦になるので、
ここで活躍できれば、代表の青いユニフォームも見えてくると思うね。



後半に入ると、ガンバの縦への推進力が上がったように見受けられたんだけど、
これは、前半終了間際に遠藤が負傷交代したことによる、怪我の功名かなと思う。

遠藤の負傷交代により、井手口と今野がダブルボランチを組む格好になったけど、
一見、守備的な布陣に見えるものの、
これにより、井手口のプレーエリアが広がって、
彼のダイナモとしての持ち味が生きる格好になったね。

アデミウソンの勝ち越しゴールをアシストしたクロスも、
後半アディショナルタイムのダメ押しゴールも、
遠藤と組んでいたらあの位置でプレーできていないだろう。

遠藤とボランチを組むと、カバーリングを意識するあまり、
どうしても重心が後ろに傾いてしまう感じは、昨季からあったしね。

ただ、トップ下のアデミウソンが機能しはじめ、
ボランチの組み合わせも今野と井手口の方が良いとなると、
ますます遠藤の使い方に困るところではあるね。

個人的には、ザッケローニ体制末期の日本代表のように、
試合の流れを変えたい時に途中投入する形もアリかな。



今節、川崎が負けたため、これで2ndステージ2位に浮上。

来月、浦和との直接対決で勝利し、首位に浮上するためにも、
次節のホームでのFC東京戦は、絶対に勝ち点を落とせない試合やね。

当日は休日出勤になってしまったので、久々に録画観戦になってしまうのですが、
埼玉のデータセンターのマシンルームから、
吹田へ勝利の念を送りたいと思います。



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