2017年3月1日
ACL(で負ける)仕様の3バック
ガンバ大阪1-4済州ユナイテッド
ACL仕様という名目でキャンプ中から練習し、
仁川との練習試合でも好感触だったということで、
満を持して日の目を見た3バックの布陣だったはずが、
ご覧の通り目も当てられないほどの悲惨な結果に終わりました。
新布陣とは言っても、それほど斬新なものではなく、
今季取り組んでいる4-3-1-2からトップ下の1をCBに持ってきて、
5バック気味にして人数を掛けて守備を固めようという、
いかにも長谷川健太らしい思想の下で考案されたシステムだったわけだけど、
前でボールを受ける選手を減らしたことで縦パスを入れられず、
後ろでのパス回しをかっさらわれ、何度もピンチを迎える始末。
解説の都並は、「良いリズムで守れている」なんて言っていたけど、
ただ守っているだけでそこから攻撃に移るイメージなんて全くできなかったし、
ファウルの判定やゴールポストに救われていなかったら、
前半の早々に失点し、もっと酷い結果になってもおかしくなかった。
この試合結果を受けて、長谷川健太の頭の中から、
3バックと言う選択肢が消えてくれることを祈るね。
また、この試合の大敗の要因は、戦術以外にも、
選手のコンディションによるところも大きいと思う。
オーストラリア遠征も含んだ3連戦という過密日程だったにも関わらず、
この試合で長沢を金正也に代えただけで、
残りの選手はほぼ出ずっぱりなんて、いくら何でも無理がありすぎる。
特に、この試合での遠藤のパフォーマンスは酷いものだったけど、
37歳の彼にこれほどまでのフル稼働を強いられなければいけない労働環境って、
ガンバ大阪は和○やモン○ロー○並みのブラック企業なんじゃないだろうか。
実績に乏しいベンチメンバーの顔触れを見て、
「ターンオーバーしないのではなくできない」と言う、
長谷川健太の言葉はわからなくもないけど、
初瀬がそこまで藤春やオ・ジェソクに劣っているとは思えない。
昨季のJ3での実績を考えても堂安にはもっと時間を与えられて然るべきだし、
泉澤だって大宮で攻撃の核を担っていた選手なので、
もう少し彼らに信頼を置いても良いんじゃないだろうか。
藤本淳吾のような自身のお気に入りがベンチにいないことを、
ターンオーバーできない言い訳にしているようにしか聞こえないわ。
先週、アデレードの地で勝ち点3と、得失点差+3を獲得したにも関わらず、
ホームの試合でそれをあっさりと手放してしまった。
3節、4節の対戦相手は、グループ最大のライバルである江蘇蘇寧だけに、
ホームで済州相手にこの結果はあまりにも痛すぎる。
さらに追い討ちをかけるように、リーグ戦の次の試合は、
ここ数年、さっぱり勝てなくなってしまった日立台での柏戦なので、
浮上のきっかけを掴むには難しい状況ではあるけど、
個人的に今季初参戦なので、このモヤモヤ感を晴らすような試合を期待したいね。
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