2017年4月22日
強くなった気がした21日の夜
試合の話をする前にちょっとだけ。
やはり、自分の応援しているクラブが、
望まれない形で世間の話題になることは残念な事この上ない。
2008年の埼玉スタジアムでの一件は、応援のあり方を深く考えさせられ、
ガンバ大阪にとって大きな訓戒となったはずだった。
3年前に浦和サポーターが犯した差別的な横断幕の一件も、
対岸の火事ではないと思える出来事だったはず。
ところが、やはり月日が経つと人は忘れてしまうものなのか、
また同じような過ちを犯してしまった。
これを受けて、しばらく旗や横断幕を使用した応援はできなくなるらしいけど、
今回の一件を風化させないためにも、賢明な判断だと思う。
僕は、フラッグやゲーフラは持っていないので、
今回の件で応援が不自由になるということは無いんだけど、
ゴール裏での振る舞いや言動には、一層、注意していきたい。
ガンバ大阪6-0大宮アルディージャ
この試合では、前節でのファビオの故障を受け、
これまで頑なに固執していた3バックを放棄し、
オーソドックスな4-4-2の布陣を採用。
これにより、これまで右WBで起用されていた堂安が2トップの一角、
左IHで起用されていた泉澤が左サイドのMFと、
ようやく2人が最適なポジションに配されたね。
2人ともこの起用に対し、ゴールと言う結果で応えたことに対しては、
今後、選手起用の幅が広がるという意味で喜ばしい限りやね。
また、この試合での大宮は、
前線からのプレスが全く機能していないのにも関わらず、
どういうわけか無謀とも思える高いDFラインを設定していたので、
これがガンバの攻撃陣に多くの時間とスペースを与え、
結果的にワンサイドゲーム繋がったように思うね。
守備面に於いても、3バックのサイドのスペースや、
アンカーの脇のスペースを使われて押し込まれるという、
最近のガンバの試合で見られた傾向が無くなった。
渋谷監督は、ガンバを攻略するために、
サイドのスペースを使って攻めるプランだったようだけど、
ガンバが上記の布陣変更を行ったことで、
プランを大きく修正する必要を強いられていたね。
もともと、4-4-2の布陣は、
3年前にガンバが三冠を達成した時に採用していたものだけど、
徐々に、遠藤が守備面でインテンシティの低下を露呈し始めたため、
継続的に採用するのが難しくなった経緯がある。
ただ、この試合のように遠藤をベンチスタートさせる場合には、
十分に計算できる布陣であることを、
倉田と井手口のダブルボランチが証明して見せたね。
ピッチ外では風向きの悪い我が軍ですが、
選手たちがピッチ内で景気の良い話題をもたらしてくれたことは、
ガンバサポの留飲を下げるには十分だったと思う。
ただ、この試合に関しては大宮が悪すぎたという見方もできるので、
自分たちが急に強くなったと勘違いしないように、
地に足をつけて、ACLのアデレード戦に臨んで欲しいと思います。
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