2017年4月11日
こんな試合をするぐらいなら中国に行かないほうが良かったんじゃないだろうか
ガンバ大阪0-3江蘇蘇寧
0-3という結果を突き付けられてからこんなことを書くのも恥ずかしいけど、
今季は、アウェイでの戦績が良いので、
この試合に関しては、淡い期待を抱いていた。
ところが、蓋を開けてみると、
アデミウソンどころかFWが1人もベンチにも入っておらず、
髙木がスタメンに名を連ねている様を見て、長谷川健太の中で、
この試合のプライオリティがどの程度のものなのかと言うのを、
図らずとも知ってしまった。
監督や選手たちは「すべてのタイトルを狙う」と口にするだろうけど、
全ての試合をベストメンバーで臨み、
且つ、全力で勝ちに行くのは非現実的なので、
実際は、ある程度取捨選択していかなければいけないことは重々承知している。
今週末に控える大阪ダービーが重要な試合であることは、
改めて書くまでも無いと思うけど、かつて、アジアの頂点を極めたクラブが、
消化試合というわけでもないのに、ACLでこのような戦いを選択したことに、
一抹の寂しさを感じているのは自分だけでしょうかね。
この試合で喫した3失点が全て前半のものということからもわかるように、
前半のガンバのパフォーマンスは、それは酷いものだった。
特に、本来ならプレーでチームを引っ張るべき立場の遠藤が、
試合開始早々に安易なボールロストを犯し、先制点を献上すると、
その後に訪れた決定機でもゴール前でスリップして転倒。
百戦錬磨のキャプテンの姿は、少なくともこの試合のピッチには無く、
37歳の男の醜態を晒しただけだったね。
また、3失点目の場面で、サイドから入ってきたボールでもないのに、
あまりにも簡単に競り負けた丹羽の対応を見て、
今季、金正也とのスタメン争いに敗れてベンチに甘んじている現状に、
納得してしまった。
まあ、その金正也を起用したところで、あの失点が防げたかと言うと、
そうと断言できないのが悲しいところやねんけども。
ただ、後半に入り、三浦に代えて藤春を投入し、
4-3-1-2へ布陣変更したあたりから、徐々にリズムが良くなった。
そうは言っても、後半から、江蘇蘇寧が明らかにペースを落としていたので、
出来栄えを評価するのは難しいところではあるけど、
ここ数試合、頑なに3バックの布陣に固執していた長谷川健太が、
考えを改めるきっかけになってくれればと思う。
そんな後半から採用した4バックの布陣で良い動きを見せたのは、
初瀬との交代でIHに入った堂安。
相手選手のチャージにも簡単に倒れずにボールを前へ運んだり、
守備ブロックの中へ勇気をもって縦パスを送ったりと、
1人気を吐いていたように思う。
初瀬に関しても、この試合に出場した選手の中では、
数少ない動きの良かった選手だったので、交代は疑問だったんだけど、
間もなく疑問符は払拭されることになったね。
個人的な希望としては、最後の交代カードは藤本ではなく、
ここまで来ればいっそのこと、市丸を見たかったな。
今週末は大阪ダービー。
ACLでこのような惨敗を喫した後なので、
どうにも切り替えが難しいところではあるけど、
ダービーは、自分たちが置かれている状況がどんなものであれ、
絶対に勝利しなければいけない試合なので、
明日からはすぐにスイッチを入れ直してほしいね。
個人的にも、是非とも長居に参戦したいんだけども、
非常に残念なことに、当日は私用で欠席。
当日は、勝利の念を西の方角へ送りたいと思います。
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