2018年4月14日
もはや最下位という立ち位置を受け入れたようにすら見えた裏天王山
ガンバ大阪0-3V・ファーレン長崎
せっかく長崎がJ1に昇格してきたことだし、
今季は長崎遠征に行ってみようかなと思っていたものの、
来週の大阪ダービーとGWの札幌遠征を優先させるため、
金銭的な事情に鑑みて長崎遠征を見送った経緯があったのだけど、
今となっては、今日、長崎に行かなくて正解だったなと思っている。
前節、ホームで磐田に勝利したことで、
昨季から続くリーグ戦での未勝利を16でストップし、
ここから順位を上げていくうえでポジティブな雰囲気が出来つつあったのに、
それを一瞬にして吹き飛ばしてしまうような無残な惨敗を喫したんだからね。
今季はもう腹をくくるしかないのだろうか。
まだ4月なんだし、
少しぐらい希望を見させてくれてもいいんじゃないかと思うんですがね。
この試合が、大雨による劣悪なピッチコンディションと、
強風が吹き荒れる中で行われていたこともあり、後半の途中から、
サッカーと呼んでいいものなのかよくわからないスポーツになりつつあったけど、
雨と風による影響がまだ少なかった後半の序盤までに試合の大勢は決していたと思う。
前半から、長崎の選手たちのボールホルダーに対するアプローチの早さと、
攻守の切り替えの早さに圧倒され、ボールポゼッションでは上回るものの、
再三ピンチを招くガンバの選手たち。
ただ、これに関しては戦術云々ではなく、
前節からスタメン出場している米倉の動きだけが良かったところを見ると、
15連戦という過酷な過密日程にも関わらず、
メンバーを固定して戦っている弊害が出たんじゃないだろうか。
結果が出ていない中でもクルピを擁護していた僕だけど、
チームの土台を作るという前提で、メンバーを固定して戦っていることについては、
疑問符がつくところがあった。
来週の大阪ダービーは万全な状態で臨んで欲しいと思っているので、
次のミッドウィークのリーグ杯はいっそのことU-23を送り込んで、
トップチームは全員温存させるぐらいのことはしてもいいと思うんだけどね。
また、この試合では、ガンバの左サイド、食野・初瀬・マテウスの若い3人で、
マークの受け渡しが終始上手くいっていないように見受けられた。
1失点目の場面が象徴的で、長崎の飯尾がオーバーラップし、
トップ下の澤田が右サイドに流れてくると、誰が誰をマークするのかがはっきりせず、
簡単にチャンスを作られてしまっている感があったね。
これに関しては、後半から食野に代えてオ・ジェソクを投入し、
藤本を左サイドにポジションチェンジしても変わらなかったので、
誰も修正をかけようとしなかったようにすら思える。
クルピは、ざっくりした戦術を選手に伝えるだけで、
ディテールに関しては選手に任せているという話なので、
こういうところは選手間で話し合って修正していくことになるんだろうけど、
若い選手たちでは荷が重かったんだろうか。
個人的には、遠藤や、キャプテンの三浦あたりがリーダーシップをとって、
修正をかけて欲しかったね。
前述の通り、次節は大阪ダービーなので、こんなチーム状態ではあるけれど、
否、こんなチーム状態だからこそ、奴らに一泡吹かせ、
青黒のプライドを示さなければいけない。
来週末は吹田スタジアムに参戦するので、ガンバ大阪の意地を見せて欲しいね。
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