2018年4月26日
またしても一瞬で消し飛んだダービーの余韻
平塚行って来ました。
ガンバ大阪0-1湘南ベルマーレ
皆さんは昨季のアウェイの甲府戦を覚えているだろうか。
1週間前の大阪ダービーを激闘の末に制し、
チームにポジティブな流れが生まれたにも関わらず、
小瀬の地でその流れをぶち壊しにするような無残な敗北を喫したことを。
今節の湘南戦は、昨季の甲府戦と同じ状況で迎えるということで、
大阪ダービーで生まれたポジティブな流れを繋げていくために、
同じ轍を踏んではいけない試合だったはずが、
今季は平塚の地で同じ過ちを繰り返してしまった。
そもそも、試合前にスタメンを見た時から嫌な予感はしていた。
つい4日前にあれだけテンションの高い試合をしたにも関わらず、
前節のスタメンから変更したのは2人だけ。
しかもその2人は、顔面骨折で離脱した東口と、
累積警告で出場停止のファビオの代わりに、それぞれ林と菅沼が入ったものだったので、
意図的なターンオーバーは行わなかった。
まあ、「勝っているチームはいじらない」という言葉はあるけど、
固定メンバーで連戦を戦い抜こうとした結果、疲労によるパフォーマンス劣化で、
アウェイの長崎戦で完敗を喫したことをもう忘れたのだろうか。
そもそも、週2回の試合では、遠藤はパフォーマンスを維持できないというのは、
今季でわかった話ではないし、それは藤本に対しても同じことを言えると思う。
いずれにせよ、クルピには選手の起用法を考え直してもらいたいね。
対する湘南は、この試合でも前からボールを奪いに来るという、
彼らのカラーを前面に打ち出してきた。
かつてのガンバであれば、バックパスで相手を前におびき出しておいて、
空いたスペースを使って前にボールを運ぶなんて言う器用なことが出来たけど、
長谷川健太サッカーの名残からか、ボールを動かせる選手が少なくなった今では、
湘南のプレスをもろに受けて、ボールロストやパスミスを連発する始末。
後半から、髙江に代えて中村を投入し、
遠藤をボランチに下げてからパスを回せるようにはなったものの、
ボールを持たされている感は否めず、危険なエリアでのプレーはことごとく潰され、
チャンスらしいチャンスはほとんど作れなかった。
狭いエリアでボールを受けられる井出や、ドリブルで局面を打開できる泉澤は、
クルピから見てそんなに信用が足らないのだろうか。
固定メンバーによる弊害は、
スタメンで出場している選手たちのコンディションだけでなく、
ベンチメンバーの士気にも関わってくると思うんですがね。
次節はホームで鳥栖戦。
フィッカデンティが監督に就任してから、残留争いに巻き込まれることもなく、
すっかりJ1に定着した感のあった鳥栖だけど、今季は苦しんでいるね。
個人的に地方のクラブには頑張って欲しいと思っているので、
鳥栖に同情する気持ちもあるのだけど、
今のガンバには他所のクラブの心配をしている余裕なんて無い。
リーグ2連勝中のホームに戻り、順位表のすぐ上のチームを叩いて、
自動降格圏からの脱出といきたいところやね。
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