Palazzo De Nerazzurro
東京都在住のガンバ大阪サポーターが綴るブログです。
2018年12月31日
ブログ移転のお知らせ
幣ブログの管理人、山岸貴嗣です。
2018年も僕の拙いブログを読んでくださってありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。
突然ですが、タイトルにもあるように、ブログを移転することにしました。
新しいブログは以下のURLになります。
http://pdnannex.com/
これまで僕のブログはGoogleのブログサイトであるBloggerのメリットを生かし、
Google+のコミュニティと連動させていたのですが、
来春のGoogle+の個人向けサービス終了にあたり、
Bloggerでブログを続けるメリットが見いだせず、
WordPressで新しくブログを開設することにしました。
思えば、このブログを始める前はmixiの日記でガンバ大阪のことを書いていたのですが、
ブログ村とAOQLO PEOPLEに参加されている
他のガンバサポの皆さんのブログを読んでいるうちに、
自分もその輪に加わりたいと思うようになりました。
そこで、ガンバ大阪のチームカラーである青黒を意味するイタリア語のNerazzurroと、
当時僕が通っていた大学の近くにあったゲームセンターのPalazzoをくっつけて、
青黒の館という意味のPalazzo De Nerazzurroという
若気の至り感丸出しの名前でブログを開設したのは、2008年の5月の話。
新しいブログのタイトルは何にしようかと思ったのですが、
10年以上続いたブログのタイトルに愛着を感じていたこともあり、
Palazzo De Nerazzurro Annex(青黒の館別館)を短くして、
PdN Annexというタイトルで再スタートを切ることにしました。
ブログ開設から10年7か月の月日が経ち、
当時は大学生だった僕も三十路を過ぎてしまいました。
また、ブログを始めた当初は大学生の日記の延長戦上だったので、
今読み返すと文章があまりに幼すぎて恥ずかしさを覚えるのですが、
自分の成長の記録としてこのブログは消さずに残しておこうと思います。
TwitterやFacebook、Instagramなど、
自分を発信するSNSは多様化してきていますが、
文章で自分の想いを綴りたい僕にとって、
ブログはいつの時代も優良なコンテンツでしたし、これからもそうあり続けるでしょう。
重ね重ねになりますが、このブログを読んでくださった皆さん、
今までありがとうございました。
また、新しい家でお会いできることを楽しみにしております。
2018年12月31日 山岸貴嗣
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2018年12月21日
2018年シーズン・参戦記録
12月1日を以って2018年シーズンが終了したので、
最近の国内サッカー関連の話題は移籍マーケットと、
来月から始まるアジアカップが中心と言ったところ。
我がガンバ大阪は他チームに比べて静かなオフを過ごしている感があるけど、
これも、夏場までJ2降格危機に瀕していた古巣をシーズン途中から指揮し、
終盤の9連勝に象徴されるV字回復で見事にJ1に残留させた、宮本恒靖監督のおかげ。
もしJ2に降格していたらこうはいかなかっただろうからね。
さて、無駄話もそこそこに、
毎年恒例の参戦記録の振り返りをしたいと思います。
【2018年シーズン・参戦記録】
3月3日 J1 vs鹿島 @カシマ 0-1 負け
3月10日 J1 vs川崎 @等々力 0-2 負け
3月31日 J1 vsFC東京 @味スタ 2-3 負け
4月21日 J1 vsセレッソ @吹田 1-0 勝ち
4月25日 J1 vs湘南 @平塚 0-1 負け
5月5日 J1 vs札幌 @厚別 0-2 負け
5月12日 J1 vs横浜 @日産 1-1 引き分け
6月9日 LC vs磐田 @ヤマハ 3-2 勝ち
6月30日 J3 vs相模原 @ギオン 3-2 勝ち
8月5日 J1 vs名古屋 @トヨタ 2-3 負け
8月19日 J1 vs仙台 @ユアテック 1-2 負け
9月9日 LC vs横浜 @日産 1-3 負け
9月30日 J3 vsFC東京 @西が丘 2-2 引き分け
10月6日 J1 vsセレッソ @長居 1-0 勝ち
10月7日 J3 vs鳥取 @吹田 2-0 勝ち
11月3日 J1 vs浦和 @埼玉 3-1 勝ち
12月1日 J1 vs柏 @日立台 2-4 負け
17戦、6勝2分9敗
関東アウェイがシーズン序盤に集中したことと、ガンバの不調時期が見事にリンクし、
昨シーズンに続き過去最多タイの9敗をマーク。
確かに試合を見に行く度に負けていた感覚があるけど、
そんな体たらくぶりで2桁敗戦に達していなかったのがむしろ意外だった。
また、今季の目標の一つに長崎のアウェイに参戦することがあったけど、
札幌のアウェイと天秤にかけて断念。
結果的にどちらを選んでも目くそ鼻くそだったけども、
長崎には機会があれば是非行きたいと思っているので、
1年でのJ1に戻って来ることを期待したい。
来季の目標は、大分がJ1に定着していた時代から、
ずっと行こうと思っていて行けていない大分アウェイ参戦。
あとは、ミーハー気質全開で神戸戦を見に行くことかな。
最後に、また別の記事で改めてアナウンスさせてもらいますが、
来年からブログを移転しようと思っています。
10年半に渡り続けてきたこのPalazzoDeNerazzurroは、
Googleのブログ機能であるBloggerを使って運営してきたのですが、
更新通知に使っていたGoogle+が終了するにあたり、
WordPressで新しく仕切り直そうと思った次第です。
ただ、移転するとは言ってもこのブログを削除するつもりはないので、
またふと過去記事が読みたくなったら遊びに来てくれると幸いです。
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2018年12月10日
すっかりオリヴェイラのチームになった浦和レッズ
天皇杯決勝行って来ました。
浦和レッズ1-0ベガルタ仙台
準決勝に進出していた鹿島がクラブW杯に出場する影響とは言え、
元日決勝のイメージが強い天皇杯の決勝が、リーグ戦の最終節の1週間後、
しかも日曜日のナイターで開催されるというのは違和感しかない。
また、国立競技場が改修中なので致し方ないとは言え、
一発勝負のカップ戦の決勝にも関わらず、
開催地が浦和のホームである埼玉スタジアムというのも仙台に同情したくなる。
ましてや、2016年のルヴァンカップ決勝で、
仙台と同じように完全アウェイの埼玉スタジアムで浦和と対戦することになった、
我々ガンバサポーターなら尚更だろう。
試合前は、仙台サポーターの声援が、
浦和サポーターの声援にかき消されるという状況を想像していたけど、
この試合に駆け付けた仙台サポーターは、
浦和サポーターの歌声が響く埼玉スタジアムの中でも、
しっかりとその声をピッチで戦う選手たちに届けていた。
惜しくも試合には負けてしまったけど、この試合のベガルタ仙台は、
ピッチで戦った選手達だけでなく、ゴール裏から声援を送り続けていたサポーターも含め、
拍手を送るに値するグッドルーザーだったと思う。
天皇杯を制し賜杯を手にした浦和は、来季のACLの出場権を獲得することになった。
かつてペトロヴィッチが率いていた頃の浦和は、
破壊力抜群の華やかな攻撃陣を擁する反面、
ここ一番で勝てないという脆さも併せ持っていたチームだった。
ところがこの試合では、先制点こそ年に1回お目にかかれるかどうかという、
宇賀神のスーパーボレーという華やかな形で奪ったけど、
その後はしぶとく仙台の攻撃を凌ぎ切って勝ち切るという、
逞しい試合運びをするチームに生まれ変わっていた。
思えば、シーズン序盤は成績が振るわずに、
昨季のACLを制した堀監督に代えて大槻ヘッドコーチを暫定監督に据えるなど、
お世辞にも順調とは言えなかった浦和だったけど、
鹿島で黄金時代を築いたオリヴェイラが監督に就任すると、
徐々にブラジル人の老将が持つ勝利のメンタリティが植え付けられていった。
クルピの耄碌した采配を毎試合のように見せつけられていたガンバサポーターの僕は、
日本を離れて7年経つオリヴェイラの就任を懐疑的に見ていたのだけど、
チームに規律を植え付けるリーダーシップと、
選手を奮い立たせるモチベーターとしての才は少しも錆びついていなかった。
まあ、もうガンバは宮本監督の下、建て直しに成功したので、
今さらクルピに関してこれ以上どうこう言うのもあれなのだけど、
結局のところ、同じブラジル人監督でも通用する人と通用しない人を見極められなかった
梶居の責任というところに帰結するのかなと思う。
これまでガンバと浦和はタイトルが懸かった試合で幾度も鎬を削ってきたけど、
ここ数年はタイトルが絡まないところで相まみえていた。
ただ、就任して約半年でここまでチームを仕上げてきたオリヴェイラが、
来季は開幕から指揮を執る。
ライバルの復権は我々にとって脅威ではあるけど、
またタイトルが懸かった試合で埼玉スタジアムに訪れることになるかもしれないと思うと、
今から来季が待ち遠しいね。
まあ、それは今季の終盤の9連勝した時のような強さを、
来季もガンバが発揮できればの話なので、よそのことを気にするよりも、
まずは自分たちが来季に向けてしっかりと準備をすることが大切だけども。
2018年12月1日
10連勝は来年のお楽しみということで
日立台行って来ました。
ガンバ大阪2-4柏レイソル
柏の選手たちの顔ぶれを見て、
「なぜこのメンバーでJ2に降格するんだ」って思うのは僕だけじゃないはず。
実際、この試合に於ける柏の戦いぶりは、
ガンバの低調なパフォーマンスを差し引いても17位のチームのそれでは無かった。
そんな柏のJ2降格の原因は端的に言えば人災だと思う。
僕は柏のサポーターでは無いので、
クラブの内情をそこまで把握しているわけでは無いけど、
試合後にフロントを糾弾する横断幕がホーム側ゴール裏から掲げられたように、
このクラブがフロントに問題を抱えていることは傍から見ていても明らかだった。
ピッチとスタンドの距離が近く、臨場感のあるスタジアム。
そんなスタジアムに独特の雰囲気を作り出す熱狂的なサポーター。
トップチームに優秀な選手を送り続ける下部組織。
これだけの財産を持つクラブがJ2に甘んじていてはいけない。
2020年シーズンのJ1リーグでこの試合の借りを返させて欲しいね。
と、まあ、先週の長崎戦に続き上から目線の文章を書いてしまったけど、
フロントに問題を抱えているという点では、ガンバも同じなんだけどね。
その点で言えば、柏のサポーターの気持ちを一番理解できるのは、
我々ガンバサポーターなのかもしれない。
そんなガンバのフロントの諸悪の根源だった梶居を施設管理部長に左遷し、
松波を強化部長に据えたことで一応の粛清に成功したようには見えるけど、
新体制でのフロントはまだ何も成し遂げていない。
新戦力の補強然り、ファンウィジョをはじめとする既存戦力の引き留め然り、
来季に向かっての戦いはもう既に始まっている。
ガンバはこの試合にクラブ新記録となる10連勝が懸かっていたけど、
残念ながら柏の前に屈してしまった。
まあ、連勝期間中も、相手を圧倒したような試合は無かったし、
クロスバーやゴールポストなど運に助けられる場面も多かったので、
いつこんな形で負けが訪れてもおかしくなかったとは思う。
ファンウィジョがこの試合を欠場したことで、
攻撃がシュートで終わらないことが多く、
不用意なボールロストからカウンターを食らう場面が多かった。
なんだかんだ2点取っているので攻撃面での不在の影響はそれほど感じなかったけど、
ファンウィジョのシュート意識の高さは、
守る側から見てもありがたいというのを痛感させられたね。
これで2018年のJ1リーグも全ての日程が終了。
去年の夏から今年の夏までは悪い夢を見ているかのようで、
ガンバを応援することが辛い時間を過ごしていたけど、
9月から始まった連勝で、再びガンバを応援することの楽しさを思い出すことが出来た。
崩壊していたチームの監督を引き受け、
見事にV字回復させた宮本恒靖には感謝してもしきれないぐらいだ。
ただ、今季のガンバの成績は勝ち点48の9位と、
本来このクラブがいるべき順位では無いと思っている。
来季は、アウェイゴール裏に掲げられた横断幕に書かれているように、
いるべきところへ戻ろう。
我々も引き続きスタジアムに”圧”を生み出せるようにサポートさせてもらいますよ。
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2018年11月24日
V・ファーレン長崎、またJ1のピッチで会おう
ガンバ大阪2-1V・ファーレン長崎
J1リーグのこれまでの歴史に於いて、
これだけ同情されながらJ2に降格した最下位のチームがあっただろうか。
これまでJ1リーグで最下位になったクラブの最多の勝ち点数は、
2009年の千葉の27なので、ここまで29の勝ち点を積み上げた長崎は、
それを上回る成績を残している。
2018年J1リーグの史上類を見ないハイレベルな残留争いにより、
J1残留に必要な勝ち点数が多くなってしまったことで、
J2降格の憂き目に遭ってしまったものの、
例年であれば残留してもおかしくない戦いを見せていたと思う。
ただ、どんな慰めや同情の言葉を受け取っても、長崎のサポーターの心中は複雑だろう。
戦力やチームの予算に鑑みてもこの結果は致し方ないとは言え、
自分が応援するクラブが敗北を重ねJ2に降格する姿は見たくないものだ。
個人的に、今季も2013年も長崎のアウェイには参戦出来なかったので、
次回の対戦時には是非とも長崎の地を訪れたいと思っている。
来季のJ2リーグの舞台では、今季のJ1で培った経験を糧にして、
1年でのJ1復帰を達成して欲しい。
と、まあ、偉そうなことを書いてしまったけど、
一歩間違えたら長崎の立場にいたのは
自分たちだったかもしれないというのは忘れてはいけない。
8月にアウェイで鳥栖に0-3で敗れた時は、それこそJ2降格を覚悟したものだけど、
よくぞここまで建て直したものだとしみじみ思う。
そりゃあ、過去2シーズン、ホーム最終戦セレモニーに姿を現さなかった山内社長も、
機嫌が良くなって挨拶に出てくるわな。(案の定ブーイングされてたけど)
ただ、「一時はどうなるかと思ったけど、最後は強いガンバが見られてよかったね、
めでたしめでたし」とするんじゃなくて、同じ過ちを繰り返さないためにも、
きちんとPDCAサイクルのCとAの部分を行ってほしい。
その旗振りをしなければいけないのは誰だかわかっているよね?
今節の一番のトピックスは、
累積警告で出場停止の倉田に代わって先発出場した中村敬斗のJ1初ゴールかな。
クルピが監督だった頃はコンスタントに出場機会があった中村だけど、
そこで結果を残すことが出来ず、
宮本監督になってからの主戦場はもっぱらJ3のU-23チームだった。
ただ、クルピ時代に結果を残せなかったのは、
中村のプレーが悪かったと言うよりも、チーム状態が悪く、
チームとして中村をのびのびとプレーさせることが出来なかったことが大きいと思う。
宇佐美が中村と同じ年の頃には、J1リーグで7得点を挙げたけど、
あの頃は、チームに宇佐美をのびのびとプレーさせるだけの余裕があったからね。
運動量が少ないなどの批判もある中村だけど、
家長や宇佐美、堂安といった選手たちを見てきている我々ガンバサポーターであれば、
中村が才能のある選手だということは理解しているはず。
千葉県出身、三菱養和ユースで育った中村が、
何のゆかりもない大阪のクラブを選んでくれたのも何かの縁だし、
我々にはこの才能を育てて世界に送り出す義務がある。
次節はアウェイで柏と対戦。
ここまで来たら次節で10連勝といきたいところだけど、
今節、9年ぶりのJ2降格が決まった柏は、
幸か不幸か残留争いのプレッシャーから解放されている。
それこそ、ガンバがJ2降格した2012年シーズンの天皇杯で決勝進出したように、
精神的に開き直って彼ら本来のパフォーマンスを発揮する可能性がある。
ただ、今のガンバはそんな柏を退けるだけの力を備えているはず。
今節、ゴールを奪えずに連続ゴールが6試合でストップしたファンウィジョが、
日立台でチームを勝利に導くゴールを挙げてくれることを期待している。
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2018年11月20日
夢の続きは年明けのUAEで
日本4-0キルギス
先日のベネズエラ戦後のブログにも書いたけど、
この試合の位置付けってチームの強化と言うよりも、
アジアカップ前最後の試合に快勝してチームを景気づけるものだという認識なので、
4-0という結果だけ見れば目的は果たせたかのように思う。
ただ、内容を見ると、2-0から3-0になるまでの間の時間帯は、
伊東純也に二度ほどビッグチャンスが訪れたものの、
決して良い戦いが出来ているとは言い難かった。
そんな閉塞感を打破したのは、杉本と伊東に代わり、
大迫と堂安が投入されたあたりからだったように思う。
その後、北川と原口に代えて南野と中島がピッチに送り出され、
NMD+大迫のユニットが完成すると、見違えるように日本の攻撃に躍動感が生まれたね。
しかしながら、ベネズエラ戦ではNMD+大迫がピッチを退いてから攻撃が停滞したように、
これは今の日本の攻撃がNMD+大迫ありきであることを、
露呈してしまう結果にもなったと思う。
アジアカップでは、NMD+大迫のユニットに
割って入ってくる選手の登場に期待したいね。
守備陣に関しては、
キルギスが日本相手にほとんど攻撃の活路を見出せなかったこともあり、
この日はアピールが難しかったと思う。
先月のウルグアイ戦で痛恨のパスミスを犯した三浦が、
ソツなくこなしていたのはガンバサポとしてはホッとする要素だったけど、
セットプレーからヘディングシュートを放つ場面があったものの、
二本とも得点に繋がらなかったのは悔やまれるところやね。
そんな守備陣に於いて、最もアピールに成功したのは、
この日、左SBのポジションに入った山中だろう。
A代表初キャップだったにもかかわらず、前半2分に先制ゴールを挙げると、
その後も果敢なオーバーラップやセットプレーで、攻撃に於いて見せ場を作っていたし、
ポスト長友の一番手に急浮上してきた感があるね。
また、所属のマリノスで見せているような、
サイドから中央に入って来てビルドアップに参加する姿が代表でも見られれば、
代表の戦い方の1つのオプションになるだろうしね。
もっとも、それをやろうと思ったら、
右のSBにはセットで松原を起用する必要も出てくると思うけども。
これで2018年の日本代表の活動は全て終了。
代名詞である可変式3バックには取り組まず、
オーソドックスな4-2-3-1で戦っているあたり、
まだ森保一の色は出ていない感はあるけど、
総合的に見ればポジティブな感触を残して、
年内の活動を終えることが出来たんじゃないだろうか。
今夏のロシアW杯では、下馬評を覆してベスト16に進出するなど、
我々に夢を見せてくれた日本代表だけど、
来年の1月に行われるアジアカップでもまた夢の続きを見せてくれるはずだ。
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2018年11月17日
国内でアウェイの洗礼の予行練習が出来てよかったと思っておく
日本1-1ベネズエラ
選手を乗せたバスが大分銀行ドーム周辺道路の大渋滞に巻き込まれ、
スタジアム到着が遅れたことで、ロクにアップも出来ずに始まったこの試合。
ただ、ベネズエラも同じ条件なので、
試合内容に影響は出ないだろうと思っていたし、
実際、スタジアム到着が遅れたことが、
選手たちのパフォーマンスに悪影響をもたらしたようには見えなかった。
どちらかと言うと試合内容よりも、アップ不足でケガ人が出ないか心配していたけど、
誰も負傷交代せずに試合が終わったあたり、その心配は杞憂だったようだね。
この試合でも、森保体制の代名詞となった中島、南野、堂安の、
通称・NMDがスタメンに揃い踏み。
レアルマドリードのBBCとバルセロナのMSNを思いっ切り意識したネーミングだけど、
代表の試合は、普段サッカーを見ない人も見ることが多いので、
そんなライト層に訴えかけるにはちょうどいいセンスなのかもしれない。
実際、このNMDに大迫を絡めたユニットが、
森保体制の攻撃の肝であることは、この試合を見る限りでも明らかだった。
それは前半のチームパフォーマンスからだけでなく、
後半、選手交代でNMDと大迫がベンチに下がってから、
日本が全くと言っていいほど攻撃の形を作れなくなったことからも十分に窺える。
2列目に関しては伊東や経験のある原口もいるし、
今回は招集されていないけど久保や鎌田あたりもいるからそんなに不安は無いけど、
杉本に大迫の代わりが務まらないのはわかり切っている話なので、
大迫のバックアップというアジアカップに向けての課題が見えた試合だったね。
試合に関しては、前半の終了間際に酒井宏樹がセットプレーからゴールを挙げたものの、
日本に訪れた決定機を何度も逸しているうちに、
決められるところで決めておかないとこうなりますよとばかりに、
PKで同点に追いつかれてしまった。
また、ベネズエラにPKを献上したのは日本の先制ゴールを挙げた酒井宏樹だったあたり、
合わせて欲しくない帳尻が合ってしまったね。
試合終了間際に伊東純也のクロスを吉田麻也が頭で合わせ、
勝ち越しと思われたゴールがオフサイドの判定で取り消されるという、
盛り上げ要素はあったものの、結果はドロー。
試合が終わってみて思うのは、相手のGKが当たっていたのもあるけど、
堂安と中島に訪れた決定機はモノにして欲しかったなと。
次戦は豊田スタジアムでキルギスと対戦。
せっかくの国際親善試合なのだから、
アウェイで強い国と対戦するべきだという意見もあるけど、
この試合が来年1月のアジアカップ前の最後の試合になるので、
確実に勝てそうな相手と試合をして快勝することで、
良いイメージを持って大会に臨むという意味では、日本のニーズに沿った相手だと思う。
ただ、豊田スタジアムは日本代表の勝率が悪いというのが気掛かりではあるけども。
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