2011年5月14日

19times

 
 
ブラックバーン11マンチェスター・ユナイテッド
 
 
マンUが、敵地イーウッドバークでブラックバーンと引き分け、
リーグ最多となる19度目のチャンピオンに輝きました。
 
今シーズンのマンUは、ここ数年のチームの中では、
最もって言ってもいいぐらい派手さに欠けるチームやったけど、
チームに蓄積された経験値の高さにモノを言わせて、
のらりくらりと勝ち点を稼いでた印象やったね。
 
今シーズン序盤、エースのルーニーが、不倫スキャンダルや、
レアルへの移籍騒動で、コンディションを崩し、
それに伴いチームも、負けはしないけど勝ち切れない試合が続いた時期もあった。
 
まあ、マンU自体が、尻上がりに調子を上げてくるチームと言うことと、
そういう苦しい時期にも、ベルバトフやエルナンデスと言った、
他のFWが勝負所できっちりと結果を残した事が、
大崩れせずに、最終的に優勝まで漕ぎ着けることができた要因かなと思う。
 
その辺はやっぱり、ファーガソンの用兵術がモノを言ったなって感じやね。
 
 
 
個人的に、今シーズンのマンUのMVPはギグスを挙げたい。
 
数字に残る結果では、そこまで大したものじゃないけど、
彼ほどの経験を持った選手が、1年間コンディションを崩さずに試合に出続けると、
これほどまで心強いんやなって言うのがわかったシーズンやったね。
 
それにしても、ギグスがこんなに息の長い選手になるとは思わんかったな。
 
若いころは、スピード溢れるドリブルが持ち味の、バリバリのウィングやったのに、
今やセンターハーフもやるし、右足でのキックの精度も上がってるし、
年を重ねるにつれプレーの引き出しが増えてるのは驚異的やわ。
 
今シーズン終了後にはファン・デル・サールも引退するし、
自分が子供の頃から見てきた選手が次々に引退していくのは寂しいものがあるから、
ギグスには1年でも長くプレーしてほしいなと思うね。
 
 
 
マンUと優勝を争ったライバルに関して言うと、
やっぱり、アーセナルは、勝てる試合を負けたり、
引き分けに持ち込まれたりする試合が、あまりにも多かった。
 
ニューカッスル戦で4点差を追いつかれた試合が、それを象徴してる。
 
あといい加減に、ストークやボルトンのような、
フィジカル勝負を挑んでくる相手への対策を考えなアカンよな。
 
「若いチーム」「経験不足」って言葉が、アーセナルにはよく使われるけど、
毎年、同じことを繰り返している印象があるから、
どっかで負の連鎖を断ち切ってもらいたいね。
 
 
 
チェルシーに関して言えば、昨シーズンオフに、
バラックやデコなどを放出してしまった影響で、
主力にケガ人が続出した時期に、穴を埋められる選手がいなくて、
そこから大きく崩れてしまった印象がある。
 
スタメンがベテラン中心のチェルシーは、優勝した昨シーズンのように、
主力が良いコンディションの時は、すごく良いサッカーをするけど、
それを維持するのがベテラン選手の難しいところではあるんよね。
 
オーナーのアブラモヴィッチは、チームの若返りを進めたいみたいやけど、
監督のアンチェロッティは、ミラン時代からベテランを重宝するタイプで、
若手を伸ばす手腕はどうかと思うし、その辺で折り合いが着くのかどうかやね。
 
 
 
プレミアリーグを制したマンUが、次に狙うのは、
ウェンブリーでのビッグイヤーやね。
 
相手はバルサで、一昨シーズンの決勝と同じカードやけど、
その時はマンUが負けてるから、
ファーガソンとしてはリベンジを果たしたいところやろう。
 
どっちが勝つかはわからんけど、面白い試合になるやろうし、
今から楽しみやわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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