2013年11月10日

いざ、万博でのJ2優勝決定へ



ガンバ大阪20京都サンガ


もはや見慣れた光景でもある雨の西京極。

ただ、その西京極のピッチに村上伸次がいるのを見て、
4年前のあの試合を思い出してしまったのは、俺だけだろうか。

「これまで見たガンバの試合の中で、
一番レフェリングが酷かった試合は?」と訊かれたら、
未だに一番最初に思い出してしまうからね。

まあ、この試合では、レフェリングにイライラさせられることもなかったので、
そんな俺の心配は杞憂に終わったから良かったけど。



前節でJ1昇格が決定して気持ちに余裕ができたからか、この日のガンバには、
前節のような運動量や球際の激しさ、シュート意識の高さも見られず、
終始、京都にボールを支配され、攻撃を受ける展開。

ただ、京都も京都で、ボールは支配するものの、前線に起点が無いせいか、
なかなかシュートまで持って行けず、
それほど決定機を多く作れていたわけではなかった。

前節の神戸との対戦では、横谷が前線の起点の役割を担っていた事を考えると、
横谷をガンバ戦には出場させない契約にしたのは、
ウチのフロントにしては珍しくファインプレーだったんじゃないだろうか。

そんな劣勢な試合展開だったにも関わらず、先制したのはガンバ。

左サイドからの藤春のクロスを、GKのオ・スンフンが辛うじて触ってクリアするも、
こぼれ球をペナルティエリアに走り込んだ今野が豪快に叩き込んだね。

この後も、京都に主導権を握られていたけど、この得点があったから、
比較的、余裕をもって守備をすることができたと思う。



後半になって、さらに攻勢を強める京都に対し、
ガンバは自陣から出るのも一苦労というような展開に。

たまに訪れるカウンターのチャンスも、前線で起点となるべき宇佐美が、
簡単にボールを失ったり、オフサイドに引っ掛かったりするもんだから、
なかなか決定機に結び付けられず。

そんな宇佐美は後半25分に佐藤と交代を命じられたけど、
この試合のパフォーマンスを考えると、至極当然の交代だった。

交代で入った佐藤が、ポストプレーで前線に起点を作ったり、
簡単に前にクリアしただけのハイボールも、ちゃんと競り合って、
マイボールにしてくれるから、後ろの負担は格段に軽減されたと思う。

すると、後半41分、カウンターで左サイドを抜け出した大森が、待望の初ゴール。

これまで、どんなお膳立てを受けても、ことごとく外してきた大森やったけど、
さすがにあのドフリーは決めたか。

GKにぶつけてたから、ちょっと危なかったけど
すでにベンチに退いていた宇佐美と抱き合って喜ぶ姿を見て、
微笑ましい気持ちになったね。



2点リードとなったところで、京都のやる気が無くなり、
ガンバが攻勢に出始めたなと思ったところで、タイムアップ。

この勝利でJ2首位をキープ、あと神戸のJ1昇格もアシストする形になったね。

そんな神戸は、今節、アウェイで札幌に敗れたので、
ガンバは次節、万博で山形を降せば、クラブ史上初めて、
ホームで皿を掲げる事ができるね。

まあ、掲げる皿がJ1のものじゃないし、
キャプテンがベルギーに行ってしまって不在なのが不本意やけど、
ホームの観衆の前でJ2優勝を決めて欲しいと思います。



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