2014年5月11日

西野さん、自分が作り上げたものに蹂躙される気分はどうですか?



豊田行ってきました。




ガンバ大阪21名古屋グランパス


「勝利に勝る良薬無し」とはよく言ったもので、
前節の徳島戦で見せてくれた躍動感のある攻撃を、この日もピッチで披露。

セカンドボールを多く拾えていたし、
良い守備から良い攻撃ができていたように思う。

ピクシー政権時代の名古屋との対戦は、
球際の勝負で負けて押し込まれる展開が多かったけど、
この日の名古屋は、選手単体で球際を激しく来る場面はあったけど、
全体的に連動してなくて、1枚剥がすと、簡単にボールを前に運ぶことができた。

これは先制するのも時間の問題かなと思いながら試合を見てたんやけど、
先制点を奪うのに後半21分まで待たなければいけなかったのは、
ガンバの攻撃陣が行く先に名古屋の4番が立ちはだかっていたからに他ならない。

アタッキングサードまでボールを運んでも、
ラストパスのコースにことごとく闘莉王が現れ、
なかなか最後までやらせてくれないっていうのが続いて、
思わず、「闘莉王、邪魔やな~」ってこぼしてしまったわ。

本職の守備だけでなく、
名古屋のビッグチャンスになった永井の1対1も、
フィードを送ったのは闘莉王だったし、
試合終了間際のCKから1点返したのも闘莉王と、孤軍奮闘。

はっきり言って闘莉王は個人的に嫌いな選手だけど、
現時点でも日本屈指のCBだと認めざるを得ないパフォーマンスだったわ。

まあ、俺が名古屋のサポーターだったら、
他の選手は何をやっとんねんと言いたくなるところやけども。



阿部のゴールでガンバが先制に成功すると、
西野さんはすぐに闘莉王を前線に上げる策を講じたけど、
はっきり言ってこれは悪手だったと思う。

この日の名古屋の守備陣で唯一機能していた闘莉王がいなくなると、
ガンバとしては一気に畳み掛けるチャンスになると思ったからね。

ただ、長谷川監督はそうは思って無かったみたいで、
残り15分を残して、宇佐美に代えて佐藤を投入するという、
守備を意識した采配を披露し、みすみすチャンスを見過ごしてしまった。

まあ、この日の佐藤はゴールに向かう気持ちも感じられたし、
相変わらずよく走って守備してくれたけど、決定機をクロスバーに当てるなど、
やっぱり攻撃の軸としては心許ないんよな。

確かに宇佐美も決定機を外していたし、バテてもいたけど、
前線にいるだけで相手守備陣を混乱に陥れることができる選手なので、
もっと引っ張っても良かったんじゃないかな。

結果的に、後半40分に大森が個人技から2点目を決めてくれたから良かったものの、
このゴールが無かったら、闘莉王にゴールを決められてドローだったわけやし、
もしそうなってたら、後半30分の時点で攻撃を放棄した責任は重かったと思うよ。


次節は鬼門・味の素スタジアムでのFC東京戦です。

正直、良いイメージが全く湧かないけど、
W杯メンバー発表後の試合なので、今野が精神的な重圧から解放されて、
良いパフォーマンスを見せてくれることに期待やね。

あ、古巣のサポーターにブーイングされまくって、
メンタルやられてパフォーマンス落とす可能性も考えられるか。

なんか、サポーターに気を遣わせて、
めんどくさい代表選手だなって気もしなくもないけど、
勝利して気持ち良くブラジルに向かって欲しいので、
来週の土曜日も頑張って応援してきます。



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