2014年5月27日

誰かが今の日本代表の楽観ムードに警鐘を鳴らすべきなんじゃないだろうか



日本10キプロス


日テレの中継は、日本代表のパフォーマンスが冴えない要因を、
鹿児島合宿での疲労が原因と、しきりに強調していたけど、
本当にそれだけなのだろうか。

まあ、キプロスが思ってたより良いチームだったっていうのはあるけど、
この試合で何度も目に付いた、何でも無いような横パスがズレる場面や、
ゴール前で手数を掛け過ぎてシュートを打てない場面なんかは、
疲労だけが原因とはどうも思えない。

それにも関わらず、ブラジルW杯に向けて、
日本代表のパフォーマンスを不安視する声があまり聞こえないというこの状況は、
自分達は強いと過信して本番に臨んで惨敗した、
ドイツW杯の時とよく似ている気がするんよね。

この試合はW杯本番を想定した試合のはずなのに、ヒールパスやスルーといった、
見栄えは良いけど成功する確率の低いプレーを選択する場面が何度か見られたけど、
実際に、本番でそんなプレーをするつもりなんだろうか。

批判的な事を書いてるけど、別に日本を応援してないってわけじゃないから、
本音を言えば、俺の心配が杞憂に終わってほしいと思ってるけどね。



ここ最近の日本の弱点として、守備っていうのがよくクローズアップされてるけど、
この試合の、パッと見FC東京なDFラインは良かったと思う。

特に、森重からは、本気で今野と吉田からレギュラーを奪ってやろうっていう、
気迫が感じられたね。

まあ、ザッケローニは今野を随分と重宝しているから、
森重をレギュラーとして起用する場合、
外すとしたら吉田になるのかなと思ってたんやけど、
後半から、今野に代わって吉田が出てきたのを見て、
現実的に、森重をDFラインの軸とする案を考えてるんじゃないかって、
思った俺の考えは飛躍しすぎだろうか。

もしそうなったら、今野のメンタルがますます心配だわ。

SBに関しては、長友はあれだけできて当然として、
故障でシーズン後半を振った内田が間に合ったのは大きい。

精力的なアップダウンや、
正確なビルドアップといった本来のSBとしての仕事も安定感あったし、
さらにゴールを決めたことで、
ここから弾みをつけてブラジルに向かえるんじゃないかな。

酒井高徳が負傷した事で、
長友のバックアップが伊野波っていうのはちょっと心許ない気がするけど、
まあ、SBはさほど問題無いでしょう。



攻撃陣に関しては、2列目が日本代表のストロングポイントと言われる事が多いけど、
裏を狙う動きをする選手が岡崎しかおらず、攻撃がどん詰まりになる場面は、
これまでの代表の試合でも何度も見られた光景。

ただ、この試合では、香川や清武が、
サイドから斜めに動いてゴール前に侵入してくる場面が多くて、
改善の余地が見られたのは収穫やったと思う。

この試合の唯一のゴールとなった、内田のシュートシーンも、
香川のダイアゴナルランが起点やったしね。

それだけに、ゴール前であまり手数を掛けず、
スペースに動き出した選手をシンプルに使う攻撃が、
もっとあってもよかったんじゃないかなと思うね。

あと、ザッケローニは柿谷の1トップを本番でも採用するつもりなんだろうか。

この試合では、本田へのボールの収まりが悪かったので、
FWのところまでボールが供給されず、柿谷がボールに触りたがって、
中盤に下りてきたり、サイドに流れたりして、
本来の職場を留守にしてしまう場面が多かった。

このブログで何度も書いてるけど、柿谷は1トップって柄の選手じゃないし、
代わりに出てきた大久保もまた然り。

ここのポジションは大迫が適任というのを、去年のオランダ戦でも証明したのに、
何故、ザッケローニは大迫を起用しないのか不思議でしょうがないわ。



これで国内でのテストマッチは終了。

これからアメリカに渡って、
2試合のテストマッチをこなすスケジュールになっているけど、
思えば、南アフリカW杯では、直前のテストマッチでの結果を受けて、
大幅な戦術変更を断行したのが、ベスト16進出の決め手になったよね。

まあ、今回も同じように大幅な戦術変更をやれとは言わないけど、
2試合のテストマッチを、W杯で勝利するために、
実りのあるものにしてほしいなと思います。




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