2015年1月21日

危なげない試合運びで決勝トーナメントへの扉を開く



日本20ヨルダン


アジアカップでヨルダンと対戦というと、
2004年大会の事を思い出す人が多いと思う。

当時、自分は高校3年生で、
大学受験の勉強をしながら試合を見てたけど、
あまりの熱戦ぶりに途中から試合に見入ってしまい、
PK戦の末に川口の大活躍で勝利を掴んだ際には、
歓喜の雄叫びをあげてしまったのをよく覚えている。

あれから10年半の月日が流れ、当時のピッチに立っていたのは遠藤と、
ヨルダンのGKのシャフィぐらい。

今の選手達にとってヨルダンは、
埼スタで6-0で勝ったイメージが強いのだろうか。

いや、はたまたブラジルW杯出場権獲得を目指して乗り込んだアウェイで、
惜敗を喫したイメージなのか。



この試合の戦いぶりを見ると、選手達の脳裏にあったのは、
前者のヨルダンのイメージだったんじゃないかな。

イラク戦の会場だったブリスベンのスタジアムとは異なり、
この試合の会場のメルボルンのスタジアムは、ピッチも綺麗で、気候も涼しく、
サッカーをするには適したコンディションだったというのも、
日本を後押しする条件になったと思う。

序盤から攻勢に出た日本の中で一際輝きを放ったのは、
左サイドに入った乾やった。


今まで、代表の試合ではあまりパッとしない印象のある乾やけど、
監督がアギーレになってから、コンスタントに起用されている事で、
周囲との連携も高まり、徐々に持ち味を出せるようになってきたね。

あと、所属のフランクフルトでも出場機会に恵まれ、
好調をキープしているっていうのもあると思う。

この試合で解説を務めた福西が再三指摘していたように、
ヨルダンの右SBが中に絞りすぎる傾向があっため、
左サイドのタッチライン際で良い形でボールを受けることができ、
そこから、ドリブルで中に切れ込む動きが冴えわたっていた。

不可解なイエローカードを貰った事で、後半早々に清武と交代する事になったけど、
ノーゴールの判定になった、ショートバウンドのパスを見事に合わせたボレーや、
本田の先制ゴールに繋がる岡崎へのパス等、十分に爪痕を残したね。



後半に入っても日本は試合の主導権を握っていたものの、
先日のイラク戦に引き続き、本田が、
本来の意味とは違う意味でのポストプレーヤーになってしまったりで、
追加点を奪えずに試合は終盤へ。

ここまではイラク戦と同じような試合展開やったけど、
最後にヨルダンにとどめをさせたのは、日本の10番香川。

ほとんど武藤のアシストに依るところが大きいゴールやったけど、
本人はゴールを嘱望していたみたいなので、
結果が残せたことに関してはポジティブなものだと思う。

ただ、個人的には、インサイドハーフというポジションでプレーする以上、
ゴールへの意欲以上に、攻守に渡り献身的なプレーを心掛けて欲しい。

今のところ、オフェンスに強力な選手がいるチームとの対戦が無いので、
無失点で来ているけど、韓国やオーストラリアあたりが相手だと、
中盤のプレスの甘さが命取りになりかねないからね。

今大会の日本代表のメンバーを見ると、
今の香川の位置でプレーさせるなら今野が適任だと思うんやけど、
Jリーグが開幕する前にいきなりキズものにされてしまったから、
なんで起用しないんだとも言いたくなんよね。

だから、香川君が不慣れなポジションで苦手なタスクを、
今以上にこなしてくれるしかないんだよ。わかるかい?



かくして日本は、3戦全勝でグループリーグ首位通過し、
次戦は中2日でUAEと対戦。

油断は禁物だとは思うけど、UAEを格下だと思えないようでは、
アジアの先にある世界とは戦えないやろね。

中2日で体力的に厳しい戦いが予想されるけど、
次も確実に勝って、準決勝進出を決めて欲しいと思います。



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