2015年1月24日

今の日本代表に連覇というタスクを課すのは酷だったようだ



日本11UAE
(PK:


PK戦までもつれ込んだ展開に、
2004年のアジアカップのヨルダン戦の再現を期待したけど、
さすがにそんなに都合良くはいかなかった。

まあ、PK戦なんてくじ引きみたいなもんやし、PKを外した本田と香川や、
1本もストップできなかった川島を責めるつもりはない。

ただ、あれだけ攻め込みながら、90分+延長30分の試合の中で、
決着を着けれらなかった責任については問う必要があるかなとは思う。



先日のヨルダン戦から中2日という過密日程にも関わらず、
ヨルダン戦と同じメンバーをスタメンで起用したアギーレ。

対するUAEはグループリーグ3節のイラン戦から中3日という事を考えると、
後半、足が止まることを見越し、前半の早い時間帯に先制して、
逃げ切り態勢に入るという戦術を執った方が良いのは、
日本だったのは明らかなはず。

しかし、蓋を開けてみると、
試合開始直後からフルスロットルで日本に襲いかかってきたのはUAEで、
日本はこの勢いをまともに受けてしまう格好になってしまった。

UAEは、球際の激しいプレスでボールを奪うと、
高めに設定された日本のDFラインの裏へ、11番と7番をガンガン走らせて、
何度も川島の守るゴールへ強襲し、前半7分に早々と先制点を奪取。

日程面で不利な日本が早い時間帯でビハインドを背負うという、
なんとも軽率な試合の入り方をしてしまった。



ただ、先制点を奪われて目が覚めたのか、ここから日本も反撃。

ボールを圧倒的に支配し、シュートの雨を降らせるものの、
ゴールが遠い展開が続く。

この状況を見かねたアギーレが、後半から、
武藤、柴崎、豊田と立て続けに投入。

ところが、武藤は気負い気味で持ち味を発揮できず、
動きの良かった乾をもうちょっと引っ張っても良かったんじゃないかと思わせたし、
豊田に至っては、岡崎と比べると連携面が不十分なのが明らかで、
2人とも試合の閉塞感を打破できるところまではいかなかった。

ただ、遠藤に代わって投入された柴崎は、日本にポジティヴな効果をもたらしてくれた。

グループリーグの試合では、遠藤がベンチに下がると、
ボール回しのリズムが失われるという傾向が見られたけど、
この試合では、パスアンドゴーで積極的に前に出て行く柴崎の良さが存分に発揮され、
チーム全体に推進力が生まれたね。

その象徴が、本田へくさびのパスを出し、
リターンを直接シュートしてゴールネットを揺らした、
あの同点ゴールの場面やったと思う。



柴崎のゴールで追いついた日本は、
90分間での試合で決着が着かなかったため、延長戦に臨む事になったわけやけど、
追いついて延長戦に臨めるという精神的優位性や、
前半から続く押せ押せモードを以ってすれば、
延長で勝ち越す事は十分に可能だったはず。

それができなかった理由として大きかったのが、
交代枠を使い切っていたため、延長前半に脚を痛めた長友を、
そのままピッチでプレーさせたこと。

動けない長友が左サイドにいる事で、
右サイドに偏りがちになった攻撃が読まれると、
逆に、UAEには左サイドを重点的に狙われ、
全体的な守備のバランスが崩れてしまった。

延長後半から、10人になるのを許容して長友をピッチから退かせ、
酒井高徳を左SB、柴崎を右SBへポジションチェンジし、
4-4-1の布陣に変更したけど、一度水が差された押せ押せモードが、
再び熱を帯びる事はなく、そのまま試合終了。

その後挑んだPK戦の結果は、もう皆さんもご存じの通り。



正直、このステージで格の違いを見せられるぐらいじゃないと、
世界と戦うのは厳しいと思っていたから、
連覇という結果を代表には求めていたけど、
ベスト8で敗退という結果は、残念というか情けない。

それに、今回のアジアカップ敗退で、
南アフリカW杯でベスト16に入ったメンバーのサイクルが終了した感もあるので、
ロシアW杯の最終予選が始まるまで時間がある今のうちから、
徐々にメンバーを入れ替えて行くことも検討する必要があるやろね。

まあ、色々と思うところはあるやろうけど、
頭を代表からスパッと自分の所属クラブへ切り替えて、
あと1ヶ月と少ししたら始まるリーグ戦に備えて欲しいね。



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