2015年6月5日

去年、鹿島に万博でやられたことをやりかえしただけの話



ガンバ大阪20鹿島アントラーズ


昨季の万博での鹿島戦は、
それほど圧倒されているっていう感じもしなかったのに、
終わってみたら何もできずに完敗という試合だった。

今季の万博での鹿島戦は、
それほど圧倒したっていう感じもしなかったのに、
終わってみたら何もさせずに完勝という試合だった。

開幕から苦しい戦いが続いている今季の鹿島やけど、
対戦すればさすがに手強い相手やろうと思っていたんよね。

ところが、蓋を空けてみたら、
試合終盤には堂安をJリーグデビューさせるほど余裕のある試合展開で、
拍子抜けさせられたわ。

パトリックがあれだけあったチャンスを1つでも決めてたら、
もっと長い時間チャンスを与えられたんじゃないかという点が悔やまれるけど、
まあ、堂安はまだ若い。

まだこれから先もチャンスはあるやろうし、
焦らずに実力と経験を蓄えて欲しいね



この試合で一際目を引いたのが、
前節のマリノス戦を欠場した今野と岩下のパフォーマンス。

今野は、欠場した次の試合では、
見る者に自身の存在価値を再認識させるような、
素晴らしいパフォーマンスを見せるよね。

GKのパンチングのミスを咄嗟にシュートした先制ゴールの場面だけでなく、
バイタルエリアを1人で守っているのかと錯覚するような守備範囲の広さといい、
獅子奮迅の見事な活躍だった。

ハリルホジッチは、この試合の今野を見て、
山口蛍なんか代表に呼んでる場合じゃないと思ってて欲しいわ。

岩下に関しては、守備力だけなら金正也も同等のレベルにあると思うんやけど、
ビルドアップ能力には雲泥の差があるよね。

この試合では、後ろでのパス回しが非常にスムーズやったからね。

ただ、岩下の貢献度って、そういうプレー面だけでなく、
ラフプレーをしたカイオへ一喝したり、
自身で得たPKを蹴ろうとして監督に却下された宇佐美を慰めたりと、
精神的な部分も非常に高い。

まあ、本人も言ってるように、最近お騒がせな彼ではあるけど、
あまり熱くなりすぎず、良いところは変わらずに続けて欲しいね。



鹿島に勝利した事で、試合の消化数が1試合少ないながらも2位に浮上。

ただ、浦和が負けない事もあって、なかなか勝ち点差が縮まらないね。

そんなリーグテーブルの状況を受け、
巷では、ガンバの1stステージの優勝が厳しくなったというニュースが流れているけど、
個人的には、最終的にチャンピオンシップで優勝できればそれで良いと思っているので、
そこまでステージ優勝に特別こだわりはない。

ただ、チャンピオンシップに出場できなければ元も子もないので、
次節の神戸戦もきっちりと勝ち点3を獲りにいきましょう。




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