2015年8月12日
南米王者が示した世界基準
ガンバ大阪0-3リーベルプレート
こちらは、宇佐美、東口、米倉、丹羽と主力を4人欠いているとはいえ、
あちらさんも長時間移動の疲労と、リベルタドーレスの激闘の後という、
モチベーションのコントロールが難しい状況だったことから、
意外と拮抗した試合になるんじゃないかと思ってたんやけど、
どうやら俺の考えは甘すぎたようだ。
ガンバの選手が複数人で寄せてもボールを失わずに確実に繋ぎ、
空いた逆サイドに展開してあっという間にゴールに迫る攻撃。
ボールを失えば、全員が驚くほどの攻守の切り替えの早さで、
ガンバの攻撃を潰しにかかる守備。
Jリーグの試合どころか、ACLの試合でもお目にかかれないような、
世界基準を見せつけられたね。
ただ、いくら南米チャンピオンのリーベルの選手達とは言え、
これだけテンションの高いサッカーは90分出来ないのか、
終盤になると全体的に間延びしミスも目立ち始めた。
この状況で輝きを放ったのは我らが10番二川。
今季は特に出場機会に恵まれていない二川やけど、
正確に止める、正確に蹴るといったスキルはリーベルの選手にも見劣りしておらず、
この試合に出場していたガンバの選手で、
一番リーベル相手に通用していた選手やと思う。
ただ、そんな二川のチャンスメイクをことごとく得点に結び付けられない他の選手達。
確かにリーベルの強さが目立ったこの試合ではあったけど、
得点できるチャンスは意外とあったと思うので、
無得点で終わってしまったのが残念でならない。
タイトルが獲得できなかったのは悔しいけれど、この試合で得られた経験値は、
代表が戦っていた東アジアカップのそれとは比べ物にならないと思う。
特に、フル出場した井手口や、後半から途中出場した平尾には、
とても大きな刺激となったことだろう。
あと、個人的な願望として、この試合の二川のパフォーマンスを見た長谷川健太が、
「また二川を起用しよう」ってなってくれることを期待しているんやけど、
自分と同じ事を考えているガンバサポは他にもいるだろうね。
日曜日からまたJリーグが再開される。
この敗戦が意味のある敗戦だったと言えるように、
7月の停滞感を払拭するような戦いを見せて欲しいね。
と、思ったら、次の試合は、鬼門中の鬼門、飛田給でのFC東京戦じゃないか。
う、なんだか今から憂鬱になってきた・・・
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