2017年6月25日
どうやら吹田スタジアムは送別試合にも不向きのようです
ガンバ大阪1-1川崎フロンターレ
オランダ1部リーグ、フローニンゲンへの移籍が決まった、
堂安のガンバでのラストゲーム。
トップチームでのデビューは2年前だけど、
実質、試合に絡み始めたのは今季からだったので、
もう少しガンバでのプレーを見たかった気持ちはある。
ただ、もともと本人に海外志向が強かったし、
先日のU-20W杯での活躍により市場価値も高まっている中だったので、
移籍も止む無しと言ったところか。
堂安としては、この試合でゴールを決めて、
景気よくオランダへ旅立ちたかっただろうと思うけど、
マッチアップした選手を引きずってでも前へ向かうような、
推進力のあるドリブルは非常に見応えはあったものの、
結局、ゴールに絡むことは出来なかった。
試合結果に関しても、昨季の同じ時期に行われた、
宇佐美の送別試合と同様にドローゲームだったので、
チームとしても堂安を快く送り出すことは出来なかったけど、
堂安には、この試合で決める予定だったゴールを、
オランダの地で決めて欲しいと思う。
堂安以外でこの試合の見どころと言えば、昨季までガンバに所属していた、
2014年の三冠達成の功労者である阿部浩之の帰還。
先日対戦した神戸の大森と同様に、
ガンバ時代と比べて守備のタスクを軽減されたことで、
攻撃面でその能力を如何無く発揮しているね。
この試合でも、得意のミドルレンジからのシュートで、
何度も東口の守るゴールマウスを脅かしていた。
また、川崎の鬼木監督は、サイドの選手だった阿部を、
1トップで起用しているという点も見逃せないポイントやね。
前で張っているタイプの純粋な1トップでは無いけど、
ボールを引き出せる、パスを出せる、プレスバックも出来るということ鑑みると、
身長以外は適性があったのかなと、今になってみて思う。
もし、阿部がガンバに残っていたところで、
FWに電柱タイプはマストだと考えている長谷川健太の下では、
今、川崎で担っているような役割は与えられなかったのは間違いない。
ガンバのサポーターとしては複雑な心境ではあるけど、
そう考えると、選手としての伸びしろを増やすために、
阿部にとって川崎への移籍は正解だったんじゃないだろうか。
まあ、この試合で同点ゴールを決めた長沢は、典型的な電柱タイプだけれども。
柏とお隣が勝ち点3を積み上げる中、
勝ち点2を落としてしまったのは正直痛いけど、
次節の仙台戦できっちりと勝って、上位に食らいついていきましょう。
また、仙台戦を皮切りに、鹿島、清水と、夏場に連戦が続くので、
選手を上手くやりくりしながら乗り切って欲しいね。
特に、7番さんの酷使は禁物ですよ。
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