2018年5月19日
何も起こらなかった90分間
ガンバ大阪0-0浦和レッズ
ロシアW杯に臨む27人の候補メンバーが発表になった後の初のリーグ戦。
我らがガンバ大阪からは守護神の東口が選出され、
2002年の日韓大会から続いていた、
ガンバからW杯戦士を送り出すという伝統は途絶えさせずに済んだ。
それにしても東口の場合、所属チームの状態が低調な中で、
先月の大阪ダービーでのケガがあったので、
選外になる可能性もあるんじゃないかと思っていたから本当に良かった。
第3GKという立場なので、試合に出場できる可能性は限りなく少ないと思うけど、
この試合で見せていたようなパフォーマンスが発揮できるのであれば、
ロシアのピッチでも問題なくプレーできるはずだ。
興梠のブレーキに助けられた感もあったものの、東口をはじめとする守備陣の活躍により、
ホームで5試合連続の無失点を達成したわけだけど、
そんな守備陣の奮闘に攻撃陣が応えられず。
選手交代で攻撃に変化を加えようにも、
ベンチメンバーがU-23の試合と見紛うような顔ぶれだったので、
交代枠を1つしか使えなかったのも仕方ないと思うけど、
その1つを、得点を奪わなければいけない状況で
チーム得点王をベンチに下げるために使うという愚策が飛び出した日には、
無得点に終わるのも致し方無しか。
スタジアムに来ている宇佐美と堂安に頭を下げて、
「この試合に出場してください」って言いたい気分だったわ。
あと、交代が告げられた後、クルピと握手することもなく、
外したテーピングを通路に投げつけて
ロッカールームへ直行するファン・ウィジョの姿を見て、
変な遺恨が残らなければいいなと思ったのだけども。
この試合で、W杯イヤーがもたらした15連戦という気が狂ったような過密日程も終了。
1つでも上の順位で中断期間に入りたかったところだったけど、
結局、15試合を終えて勝ち点15という
残念な結果で中断期間を迎えることになってしまった。
ホームで勝ち点が獲得できるようになったあたりは、
閉塞感しか感じなかった春先の時期から上積みがあった部分なのかなと思うけど、
攻撃サッカーを目指すには程遠い攻撃の完成度だし、
クルピに一番期待されていたとされる若手育成に関しても、
ベテラン中心のスタメンを見る限り上手くいっているようには思えない。
宇佐美とメシを食うためにわざわざドイツまで行った強化部長の様子を見る限り、
監督解任や選手補強のようなイベントが起こるとは思えないので、
とりあえずは過密日程で溜まった疲れを癒して、
ルヴァンカップのプレーオフの磐田戦に備えて欲しいね。
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