2018年5月5日
札幌が寒いのは気温だけではない
札幌行って来ました。
ガンバ大阪0-2北海道コンサドーレ札幌
3連勝を懸けて乗り込んだ北の大地だったけども、敢え無く敗戦。
連勝の相手がここ最近勝ち点3から見放されている鳥栖と仙台ということもあり、
強い相手と対戦するとどうだろうなと思っていたけど、やはり歯が立たなかった。
昨季の札幌が志向していたサッカーと対極のサッカーを志向する
ペトロヴィッチを監督に迎えたにもかかわらず、開幕からわずか3ヶ月足らずで、
札幌がすっかり”ミシャのチーム”になっていることに驚きを隠せないんだけども、
そんな”ミシャのチーム”とはこれまで何度も対戦しているので、
守勢に回る時間が長くなるのはわかり切っているはず。
それにも関わらず、守備の際の戻りが遅く、
寄せも甘い藤本をサイドに置くという布陣は、
自らの弱点を相手に晒しながら戦っているに等しい。
また、今のガンバは先制を許すと同点・勝ち越しを狙えるような馬力を備えていないので、
先制を許した時点で既に試合の趨勢は決まってしまう。
そう考えると、1失点目の場面で、
クロスを上げた福森に寄せられなかった藤本の軽率な守備の罪は重い。
ただ、ガンバも良い時間帯が無い訳ではなかった。
後半から今野に代えて長沢を投入し、ファンウィジョとの2トップにしたあたりから、
ガンバが攻勢を強めた時間帯はあったのだけど、得点を奪うまでには至らず。
故障明けの長沢が意外と動けていたのは好材料だったけど、
米倉がオ・ジェソクと交代したあたりでその攻勢も沈静化してしまった。
まあ、米倉の交代は負傷絡みのようにも見えたので、
致し方ないところはあるのかなと思うけど、ここ数試合お馴染みとなっている、
3枚目のカードで中村敬斗を投入するという采配は、一体、何が狙いなのだろうか。
中村に期待したい気持ちはわからんでもないけど、
このような起用法を続けたところで彼が伸びるとも思えないし、
それどころか、ここ最近伸び悩んでいるようにも見える。
いっそのこと、J3でまとまった時間をプレーさせてあげた方が、
彼のためなんじゃないだろうか。
「期待の若手だからとりあえず起用しています」という理由で、
2点ビハインドの状況でチーム得点王をベンチに下げるのは、
クルピの愚策としか思えないんだけども。
次節はアウェイでマリノス戦。
昨季は勝利したとはいえ、ただでさえも苦手な日産スタジアムで、
残留争いの直接のライバルとの6ポインターズは、
誰かに言われるまでもなく重要な一戦。
ミッドウィークにリーグ杯の広島戦を控えているけど、
土曜日に今季初のアウェイでの勝ち点を得るために、
メンバーを落とすことも考えなくてはいけない。
W杯イヤーがもたらした狂気の15連戦もいよいよ佳境。
ガンバ大阪が来季も然るべき舞台で戦うことが出来るように、
我々もチームのサポートを頑張りましょう。
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