2018年5月16日

風間八宏の首を繋ぎとめる手助けをしたまでだ



ガンバ大阪14名古屋グランパス


先週の広島戦で劇的な逆転勝利を飾ったことで、
この試合に対する期待感は少なからずあったのだけど、
大きく裏切られることになってしまった。

浦和が広島を降したことで、
グループステージを2位で突破することが出来たのは良かったけど、
収穫なんてそれぐらいで、試合自体に見どころはほぼ無かったね。



個人的には、広島戦の後半の11人を
そのままこの試合のスタメンにしても良かったんじゃないかと思っていたのだけど、
グループステージ突破が懸かった一戦ということもあってか、
倉田や三浦など、土曜日の浦和戦でもスタメンを飾りそうな選手も、
スタメンに名を連ねていた。

ところが、下手にトップチームとU-23を混ぜた構成にしてしまったせいか、
連携面の乏しさでビルドアップすらまともに出来ず、
安易なボールロストから何度もピンチを招く展開に。

攻撃に関しては、倉田のシュートが相手GKの好セーブや、
クロスバーに阻まれる不運はあったものの、個の力に頼った単発の攻撃に終始し、
特に、ファン・ウィジョはこの試合でほとんど仕事をさせてもらえず、
飛ぶ鳥を落とす勢いだった春先の勢いが落ちたような感じがある。

勝ち星から見放されて久しい名古屋相手に、
これだけ攻守にわたってちぐはぐな試合をしているようでは、
頭が痛くなってくるね。



また、この試合では終始、林のプレーが不安定だったのもいただけなかった。

長沢のゴールで一時同点とし、反撃ムードが高まったのにも関わらず、
バックパスを手で処理するという素人のようなミスを犯し、
ペナルティエリア内でのFKを献上。

結局、このFKから勝ち越しゴールを許し、反撃ムードを沈静化させてしまった。

アンダースローでのパスを相手にかっさらわれ、あわや失点という場面もあり、
東口不在時に見せていたようなプレーはすっかり影を潜めてしまっていたね。

もし、東口がW杯のメンバーに選ばれるのであれば、
ルヴァンカップの磐田戦や天皇杯で出番が訪れることになると思うので、
この試合でのミスは猛省して、次の試合に向けてしっかりと準備をして欲しいね。



なんだかんだでグループステージは突破したので、
W杯によるリーグ中断期間中のガンバ不足が緩和されそうだけど、
ひとまず今は、土曜日のホーム・浦和戦に向けて集中。

このような試合を見せられた後では不安があるけど、
残留争いの大事な一戦なので、是が非でも勝ち点3を獲得したいところやね。




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