2018年9月10日

主力を出したからって負けることには変わりはない



日産行って来ました。




ガンバ大阪13横浜F・マリノス


僕の知る限りガンバ大阪というクラブは、
ホームアンドアウェイの180分の戦い方を心得ているチームだと思っていたのだけど、
負けるにしてもアグリゲートスコアで1-7なんてこっぴどいやられ方は、
ちょっと記憶に無い。

まあ、ホームでの1st legを0-4で落としている時点で、
準決勝進出の望みは断たれたに等しかったわけだけどね。

ただ、そんな状況にも関わらず、1st legからは打って変わって、
主力と呼ばれる選手たちをこの試合に送り出したところを見ると、
準決勝に進出するしないは抜きにして、
宮本恒靖はこの試合に勝とうとしていたんだろうと推察する。

個人的には、今節試合が無かったU-23を、
そっくりそのまま送り出してもいいんじゃないかと思っていたのだけど、
来週末から佳境を迎える残留争いを勝ち抜くためにも、
先日の川崎戦で結果を残した3バックの布陣を熟成させる方を選んだようだね。



試合の入りこそ積極的な姿勢が感じられたものの、
左サイドを崩されてあっさりと先制点を献上。

さらには、1st legで散々なパフォーマンスに終始した林に代わり、
スタメンのチャンスを与えられた鈴木がペナルティエリアでファウルを犯し、PKを献上。

これを伊藤翔に決められ、ガンバがここから勝利するには6得点が必要という、
ミッションインポッシブルな状況になってしまった。

その後も、テンポ良くショートパスを繋ぐマリノスの選手たちからボールを奪えず、
ただ走らされるだけのガンバの選手たちという構図は続いていたけど、
そんな状況にもめげずに愚直にボールを追い続けていたのは一美和成。

決して連動しているとは言えないガンバの前線からの守備に於いて、
1st legから引き続きスタメンのチャンスを与えられた若者のひたむきな姿に、
思わず胸を熱くさせられた。

今回のマリノスとの2試合で、ガンバ挙げた唯一の得点のスコアラーが一美だったのは、
最後まで諦めずに走り続けた一美に対するご褒美だったのかもしれないね。



ただ、試合はこれだけでは終わらなかった。

伊藤翔にこの日2点目のゴールを許して1-3となり、
あとは試合終了の笛を待つだけという時間帯。

エンターテイナーの飯倉は、この試合で自分の見せ場が無かったと感じたのか、
DFラインの裏に抜け出した中村に対し、
あろうことか飛び蹴りを見舞ってピッチ外送りにしてしまった。

個人的に、飯倉は結構好きな選手なんだけど、
意図的ではないにせよ、ウチの若い選手にケガをさせるのは勘弁してくれ。

中村が軽傷であることを祈りたいね。


15日はアウェイで神戸戦。

ポドルスキは出場停止で不在だけど、
なにやらNHKBSでは、「今夜はたっぷりイニエスタ」と銘打って、
イニエスタだけを映すカメラを用意して、この試合を中継するのだとか。

ガンバサポとしては、ふざけやがってという気持ちは少なからずあるけど、
ガンバのゆるゆるの中盤の守備だったらイニエスタがのびのびプレーできるだろうから、
こんな企画を思いついたNHKのプロデューサーの気持ちもわからなくはない。

ただ、自動降格圏に位置している現状、
イニエスタどうこうより勝ち点を1つでも多く積み上げなければいけないので、
15日はNHKの企画を台無しにするような試合を期待したいね。





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