2018年9月22日

この日のガンバにはゴールポストという名の優秀なDFがいた



ガンバ大阪21清水エスパルス


前半の盤石な戦いぶりから一転、後半は守勢に回る時間帯が長くなり、
いつ同点・逆転を許してもおかしくないような展開を強いられたけど、
粘り強く耐え凌ぎリーグ戦3連勝。

名古屋戦と鳥栖戦という、8月の6ポインターズを両方落とした時は、
万事休すかと覚悟を決めたものだけど、
この日の勝利で暫定とは言え14位まで浮上してきた。

先月の札幌戦の終盤や前節の神戸戦の前半など、たまに策に溺れる時もあるけど、
クルピ政権下で無秩序化し、降格圏に喘いでいたチームを、
2ヶ月足らずでここまで建て直した宮本監督の仕事は評価して然るべきだと思うね。



この試合でガンバを勝利に導いたのは、前節から前線に復帰したファン・ウィジョ。

記録はオウンゴールとなったものの、キックオフの笛の余韻も消えぬ間に、
右サイドの小野瀬からのグラウンダーのクロスをゴール前で合わせて先制ゴール。

さらに、左サイドを破った倉田のクロスに対し小野瀬がニアでフリックしたボールを、
ファーで待ち構えて強引に叩き込み、追加点まで奪ってみせた。

この試合で2トップを組んだ渡邉千真とは、
もう何年も一緒にプレーしているかのような好連携を見せているし、
今後もこの調子を持続して欲しいね。



ただ、この試合でファン・ウィジョ以上に活躍したのは、
アウェイ側のゴールのクロスバーとポストだろうね。

クロスバーは、ファン・ウィジョのシュートに変則的な回転をかけて、
清水の選手のオウンゴールを誘発するなど、攻撃面で貢献。

ポストは、後半の決定的なピンチを何度も救い、
試合後にDAZNのインタビューを受けてもいいぐらい守備面で大きく貢献した。

負けが込んでいる時って、自チームのシュートがポストに阻まれ、
相手チームのシュートがポストに当たって入るということが往々にしてあるけど、
この試合は逆の展開だったことを思うと、
ようやく今季のガンバにもツキが向いてきたと思っていいんだろうか。



次節はホームで首位の広島との一戦。

先月末の時点では、広島相手にガンバが勝ち点を挙げるのは厳しいと思っていたけど、
ここ最近のガンバの戦いぶりと、
前節、残留を争っているライバルの鳥栖が広島を破っていることに鑑みると、
勝機は十分にあるんじゃないだろうか。

広島で対戦した時は、ファビオが前半早々に退場してしまい、
数的不利の中、大敗を喫してしまったけど、
次節は、11人vs11人で真っ向から勝負を挑み、
来月の大阪ダービーに大きく弾みをつける勝ち点3を獲得して欲しいと思います。




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