2011年8月25日

的中した西野采配と、策に溺れたネルシーニョ

 
 
ガンバ大阪20柏レイソル
 
 
この日のガンバのスタメンは、事前に予想された通り、
累積警告で出場停止の加地の代わりに、右SBに武井が入る布陣。
 
特にボランチに入った明神は、
6月の日立台での試合の時はケガで出場できなかったから、
古巣相手の首位攻防戦ということで、気合いがみなぎってたね。
 
対する柏は、前回の対戦で真っ向勝負を挑んで返り討ちに遭った反省からか、
前線の人数を1枚減らして、3ボランチという形を敷いてきたね。
 
 
 
試合は前半から、お互いにチャンスは作るけどなかなか決め切れないっていう展開。
 
ポストを叩いた遠藤のFKや、スンヨンとグノの押しこむだけのシュートが、
入っていれば、この後もう少し楽な展開になったやろうね。
 
柏もチャンスを作ってたけど、その起点のいくつかが、
山口のミス絡みだったのが気になった。
 
ここ数試合、疲労が原因なのか山口のプレーに安定感が無いよね。
 
ベテランがこんなプレーしてたら、チームも動揺を与えるから、
中澤が戦線に復帰したら、昨年のように高木と中澤でCBを組ませて、
山口を休ませる試合も作って欲しいなと思う。
 
 
 
そして、前半はスコアレスで終了。
 
スコアレスだったとはいえ、それほど内容は悪くないという状況であれば、
いつものアキラだったら、前半と同じメンバーをピッチに送り出すはず。
 
ところが、この日は、グノに代えて平井を投入、
さらに後半8分には、スンヨンに代えて大塚を投入するという、
アキラらしからぬ積極的な交代策を披露。
 
まあ、この日のグノとスンヨンはあんまり良くなかったけど、
交代で入ったくせに、平井は相変わらず前線からのチェイシングをサボるし、
大塚も緊張からかボールが足につかないしで、
最初のうちはあまり効果的な交代になってなかったように見えたけどね。
 
でもこの後、この2人が試合を決める働きをしてくれるんやから、
サッカーはわからんよな。
 
 
 
積極的に動いたアキラに対し、
静観を決め込んでいたネルシーニョが最初に切ったカードは、
アン・ヨンハに代えて大谷の投入。
 
俺が思うに、これは悪手やった。
 
このまま0-0で試合を終わらせようという意図の交代やったんやろうけど、
柏の選手たちに、必要以上に“引いて守る”という意識を植え付けてしまった。
 
ガンバ相手に引いて守ろうとすると、必然的にガンバのボールポゼッションが上がって、
チャンスを多く作られてしまうから、却って逆効果になる事が多いんよね。
 
ガンバ相手に守り切りたいんやったら、
ボールホルダーに対してガンガンとプレスを掛けるほうが効果的やったりする。
 
だから、この場面では、レアンドロ・ドミンゲスかジョルジ・ワグネルに代えて、
前線から守備のできる選手を入れられる方がガンバ的に嫌やったかな。
 
 
 
そして、ガンバ待望の先制点は、この柏の交代から8分後。
 
大塚の放ったクロスを、ジョルジ・ワグネルがクリアし損ない、
これがこのままゴールマウスへ。
 
最初はオウンゴールかなと思ったけど、記録は大塚のゴール。
 
プロデビューを飾った磐田戦で、川口との1対1を外してから、早2年半。
 
本人も言うように、カッコいいゴールでは無かったけど、
彼の2年半分の努力がひとつ報われた瞬間やったね。
 
 
 
そして、大塚のゴールの余韻も冷めやらぬうちに、
こちらも途中出場のアフォンソが、右サイドでドリブル突破を開始。
 
1回は近藤に体を入れられるも、ゴールライン際でもう1度ボールを取り返し、
中に折り返したところに、待っていたのは平井将生。
 
ここまでの膠着状態が嘘のような、電光石火の2得点やったね。
 
 
 
いつものガンバやったら、後半ロスタイムあたりで1点返されるんやけど、
平井のゴールで心が折れてしまったのか、
柏の選手たちにそれまでの攻撃の迫力は感じられず、難無くクロージング。
 
首位攻防戦を制し、単独首位に躍り出ました!!
 
それにしても、こんなに監督の交代策で明暗が分かれるとは思わんかったし、
分かれるにしても、どちらかというとガンバは暗の方が多いから、
こういう勝ち方は珍しいよね。
 
次節のホムスタでの神戸戦も、こういう冴えた采配を見せて、
勝ち点3をモノにしてほしいね。
 
 
 
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