2011年12月16日
バルサが片鱗でアル・サッドを退ける
バルセロナ4-0アル・サッド
どっちのチームが勝つかっていうよりも、バルセロナがどれだけ観客を魅了して、
何点取って勝つかっていう方に注目が集まっていたこの試合。
まあ、あくまでバルサの照準は決勝のサントス戦やから、
もっとメンバーを落としてくるかなと思ってたけど、
メッシやイニエスタをフル出場させたのを見ると、
グアルディオラは、ある程度日本のファンに気を遣ってくれんかなと思ったわ。
結果的にバルサは4点取ったけど、そんなに猛攻を仕掛けたって感じじゃなくて、
流し気味に試合したのにも関わらず、相手を圧倒したって感じやったね。
バルサは、試合が始まって5分ぐらいまでは、相手の出方を窺ってる感じやったけど、
アル・サッドがニアング1人を前線に残して、5バックで中央を固めてきたのを見るや、
DFラインをハーフウェアラインより前に上げて、相手陣内でやりたい放題。
そんな中でも、アル・サッドは粘り強く守ってたので、
バルサはなかなか先制点を奪えずにいたけど、前半25分に、
DFとGKの連携ミスを突いた、アドリアーノが押し込んでバルサが先制。
アドリアーノのポジションはSBやけど、前半の10分ぐらいから、
ウィングと見紛うようなポジションでプレーしてたから、
あの位置にいるのは驚きでは無かったね。
アドリアーノは前半43分にも左足でゴールを決めたけど、
このままバルサが勝っても、アドリアーノじゃ、
次の日のスポーツ新聞で絵にならないなと、余計な心配をしながら試合を見てた。
やっぱりこの日、日産に見に来た、6万6千人の観客も、
メッシのゴールを見たかったと思うしね。
メッシは、この試合でゴールこそ無かったものの、
3点目のケイタのゴールをアシストしたパスは素晴らしかった。
そのパスを受けた、ケイタのトラップも完璧に決まったし、
この試合で一番バルサらしいプレーが出たのが、
この後半19分の場面やったと思うわ。
後半36分には、この日、サイドバックの選手の3点目となる、
マクスウェルのシュートが決まり4-0。
90分通して、バルサが格の違いを見せつけ、
サントスが待つ決勝に駒を進めました。
ただ、快勝したバルサに不安点があるとすれば、
前半39分に、左足を骨折してピッチを離れたヴィジャ。
2年前のクラブW杯でも、準決勝でイニエスタが負傷して、
長期離脱を強いられているだけに、バルサにとって、
このクラブW杯の準決勝は、違う意味で無傷で終われない試合みたいやね。
そんなヴィジャの負傷という不安要素を差し引いても、柏とサントスの試合を見る限り、
サントスがこのバルサに勝てるとはなかなか考えにくいんで、
バルサ圧倒的優位には変わりはないと思う。
でも、5年前のインテルナシオナルは、そういう状況でバルサを破ったわけやし、
日曜日の日産で何が起こるかわからんけどね。
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