2012年5月16日

お手数ですが、名古屋の皆さんはもう一度オーストラリア遠征をお願いします



ガンバ大阪02アデレード・ユナイテッド


沼田の左SB、内田の右SB、二川のボランチ起用。

願望としては、グループリーグ1試合残してラウンド16進出を決め、
最終節で「そう来たかぁ!」とか言いながら見たかった布陣ではあったんやけどね。

1試合残して敗退が決まった状況で、この布陣を見守るのは切ないものがあるわ。



対するアデレードは、グループリーグ首位通過が懸かった試合やから、
ある程度ガチでくる事が予想されたけど、既にAリーグが閉幕してる事もあってか、
ガレコヴィッチがキックを空振りしたシーンに象徴されるように、
どことなく試合勘が鈍っている様子が見受けられたね。

ただ、アデレードがそんな状態にも関わらず、
ここ最近、「とりあえず前線の佐藤にあてて」という攻撃をやってたせいか、
佐藤をベンチに置いた途端、攻撃の形が見えなかった。

あと、右SBに入った内田が、攻守両面で機能しておらず、
右サイドが完全に死んだ状態になっていたね。

これだったら、武井や丹羽とポジションを入れ替えた方が、
まだ機能するんじゃないかと思ってしまったぐらいやったわ。



でも、そんな状況で辛うじてゲームをコントロールしてたのは、
ボランチに入った二川だったんじゃないかな。

ボランチとして、武井のようなハードワークを求めるのは酷やけど、
本職の2列目よりもプレッシャーの少ない位置でボールを受けられる分、
配球役として機能していたね。

でも、この試合の前線では、その配球を活かしきれなかったのが残念でならないけど。



後半に入って、相手の裏のスペースを突く攻撃が増え、
それに伴い徐々にリズムが出てきたんやけど、そんな良い時間帯にゴールを奪えず、
反対に失点してしまうという、ここ最近のお約束のパターンをこの試合でも披露。

ガンバの選手達が前からボールを奪いに行ったところを、
ことごとくかわされて、裏のスペースを取られ、
クロスにニアで合わされて失点するという、まさに後半ガンバがやりたかった攻撃を、
アデレードにやられてしまう格好になってしまった。

まあ、中澤がボールウォッチャーになってマークを見失い、
簡単に前に入られてシュートされるのは、いつもの事なので諦めてるけど、
このシーンに関しては、前からボール奪いに行って取れなかったら、
遅らせる事も考えなきゃいけないなと思ったね。



失点した後、目が覚めて猛攻に出てくれるんだったらいいけど、
そうならないのが今のガンバ。

この状況を打破すべく、大森、佐藤、星原と交代カードを切るも、さして効果は無く、
前線の起点として期待された佐藤に至っては、
相手ゴールへのシュートは外すにも関わらず、
自分達のゴールにはきっちりと決めるという矛盾っぷり。

挙句の果てには、二川がショートコーナーを直接相手に渡してしまうなど、
あまりのグダグダぶりに、試合の最後らへんは見てられなかったわ。



まあ、消化試合やからある程度メンバーを落としてくるということで、
こういう結果になる事も予想できたけど、
それでも、普段出場機会に恵まれず、この試合でチャンスを貰った選手には、
もっと奮起して欲しかったっていうのが本音。

あえて収穫を挙げるとすれば、沼田は藤春のバックアップなら、
務まるんじゃないかと思ったぐらいかな。

粗削りな感じは否めないけど、藤春とそんなに大差無い感じやし、
今後もチャンスを与えて欲しい選手ではあるね。



これでガンバの2012年のACLは終了しました。

残念ではあるけど、国内リーグで17位という成績を考えたら、
出場しているのが場違いなコンペティションやし、
リーグ戦に集中できると前向きに捉えましょう。

次戦は、今季1勝もできていないアウェイでマリノス戦です。

ついこの間まで順位表でも近くにいて、「おたくも大変ねえ」っていう感じだったのに、
気が付いたら上の方に行っちゃってるマリノスやけど、
そんな上昇気流に乗っているチームを叩いて、浮上のきっかけを掴みたいところやね。

土曜日は、今季アウェイ初勝利が拝めることを期待して、
日産に行って来たいと思います!!




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