2012年5月2日

木村の頑張りに応えられる力は、今のガンバに無かった



ガンバ大阪02浦項スティーラーズ


先月のウズベキスタンでのブニョドコル戦に敗れた事で、
既にグループリーグ突破はかなり厳しい状況っていうのは頭ではわかってたんやけど、
可能性が残されている限り期待してしまうのがサポーターの性というもの。

特にこの試合では、鹿島戦でチョンボを犯した藤ヶ谷に代わり、
ゴールマウスを守った木村がすごく頑張っていたから、
勝たせてやりたいっていう気持ちが強かったね。

ガンバのGKがPKをストップするシーンなんか、
久し振りに見たから、めっちゃ興奮したわ。

それだけに、試合終了の笛が吹かれた時、
ピッチにいる選手と同じように、がっくりと肩を落として項垂れてしまった。



試合の序盤は守備意識が高く、セカンドボールを拾えていたし、
ボールを回せる時間帯もあったから、悪くなかったと思う。

でも、ラフィーニャか佐藤に入るくさびのパスが、浦項DF陣に狙われ始め、
ボールを奪われてカウンターをくらっているうちに、
徐々に試合の流れを手放してしまった。

ラフィーニャと佐藤にボールが収まらない事に対しては不満あるけど、
そもそも、あんなに中盤のサポートの少ない状況で、
やれ前でキープしろだの突破しろだのっていう要求も厳しすぎる気がするんよな。

もっと全体をコンパクトにして、中盤を押し上げることができたら、
2人の良さも生きてくるんじゃないかなと思う。

まあ、そう言うとまたDFラインの高さが云々って話になってくるんやけども。



そんなDFラインを統率している人は、この日もピリッとせず。

裏に抜け出したアサモアを、手を使って止めてPKを献上したシーンは、
代表のレギュラーCBとは思えない軽率な対応やった。

このPKは木村がストップしたから大事には至らんかったけど、
後半の2失点目に関しては、今野の寄せが甘かったのは明らかやった。

今野の実力に関して、今更ケチをつけるつもりは無いけど、
今野がガンバのスタイルに合ってるかと聞かれれば、首は縦には振れないね。

次の万博でのアデレード戦は、今野は累積警告で出場停止やから、
これを機に新しいCBの組み合わせを試して欲しいね。



グループリーグ1試合を残しての敗退は、屈辱的やし、やるせない思いやけど、
そもそも、国内リーグで降格圏に沈んでるようなチームが、
アジアチャンピオンを懸けて戦うような大会に出場していること自体、
お門違いな気はしてたんよね。

この敗退を機に、頭を完全に国内リーグモードに切り替えて、
チームの建て直しを図り、巻き返して欲しいと思う。



次戦はアウェイで大宮戦です。

かつては鬼門と呼ばれたNACK5での試合は、ここ2年間勝利してて、
苦手なイメージは払拭されつつあるけど、今のチーム状態やと楽観視できない。

このあいだの清水戦のように、全員のハードワークで勝ち点3を勝ち取って、
浮上の足掛かりにして欲しいと思います。



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