2012年12月6日
こんなにクラブW杯の存在を意識しなかった年があっただろうか
先週の土曜日に磐田から帰って来てから、今まで経験した事の無い、
食欲不振と睡眠不足に陥ってました。
昨日あたりからようやく落ち着いてきたんやけど、
まさかこんなに日常生活に支障が出るとは、自分でも予想外やった。
J2降格という最悪のシナリオは、7月の時点で覚悟していたはずなのに、
実際にそのシナリオが現実になって初めて、
全然覚悟できてなかったんやなって痛感してしまったわ。
そして、J2に降格したショックと、
ちらほらと聞こえてくる来年のチーム編成に関するニュースに気を取られてて、
今日からクラブW杯が開幕する事をすっかりと忘れていた。
バルサやサントスが参加した前回大会と比べて、
スター選手があまりいなくて、盛り上がりに欠けてる感はあるけど、
「4年前はこの舞台でガンバが試合をしていたんやな・・・」みたいに、
自分で傷口を広げるようなことはせずに、
純粋に、普段見れないチームのサッカーを楽しみたいと思います。
サンフレッチェ広島1-0オークランド・シティ
なんだか、オセアニア勢も大会を経るごとに力をつけてきてるなっていう印象があるね。
相変わらず、サイドの攻防は捨てて、中央を固めるっていう、
格下の相手が格上と対戦する時の常套手段で試合に臨んできてはいるんやけど、
年々、そのクオリティは高くなってきているし、
オークランドはスペイン人選手を何人か擁している事もあって、
単純な縦ポンもしてこないから、ボールの奪いどころも絞りにくい感じやったしね。
そのオークランドに、広島は随分手を焼かされていた印象やった。
サイドのミキッチと清水は良い形でボールを持てるんやけど、
いかんせん、広島には中に高さが無いから、単純に放り込んでも、
簡単に跳ね返されて、なかなかシュートまで持ち込めなかった。
去年、柏がオークランドと試合した時は、
田中順也が個人技で強引にゴールマウスをこじ開けたけど、
広島って、パスサッカーを身上としているからか、
あまりそういうタイプの選手が見当たらんのよね。
強いて言えば、意外性のあるプレーに定評のある、高萩あたりになるんかな。
でも、試合の均衡を破ったのは、ボランチの青山のロングシュートやったね。
35m~40mぐらいの位置からのシュートやったけど、
オークランドのGKは多分、クロスバーを超えると思って見送ったんやろな。
それが、急激に落ちてきてゴールマウスに突き刺さったもんやから、
そのボールの軌道にビックリしたんじゃないかな。
まあ、そんなゴラッソを見る事ができたのも、
引いた相手を前に出て来させるには、ミドルシュートが有効と言うことで、
ハーフタイムに森保が授けた指示を忠実に守り、
後半から、広島の選手がミドルシュートの意識が高く持ったからやろね。
青山のシュートとは違って、ゴールにはならなかったものの、
高萩と森脇のポスト直撃のミドルも良いシュートやったわ。
次戦は、アフリカ代表のアル・アハリという事やけど、
Jリーグのチームがこの大会でアフリカ代表と試合した事って今まであったっけ?
なんか、メキシコ勢とは毎回試合してる印象はあるねんけどね。
そんなわけで、どういう展開の試合になるのか、あんまり予想できへんけど、
この大会を盛り上げるためにも、広島には勝ってもらって、
準決勝でコリンチャンスと試合して欲しいなと思います。
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