2013年7月28日

お隣の選手の2ゴールの活躍でお隣の国に恥をかかせる



日本21韓国


この大会の優勝にどれだけの価値があるのかよくわからんけど、
ザッケローニ政権下で、ほぼ固定メンバーで戦ってきた中で、
新しい戦力を試すという位置付けで臨んだ大会を、
優勝と言う結果で終える事ができたのは、非常にポジティヴなものだったと思う。

今のフル代表は、早い段階でチームを完成させた事で、頭打ち感があるので、
この大会で結果を残したメンバーが、来年のブラジルW杯のメンバーに食い込んで、
現在の代表メンバーに良い刺激を与えて欲しいね。



1-1のドローでも優勝が決まる日本に対し、
優勝の為に2点差以上の勝利が必要な韓国は、
前半から必然的に前に人数を割いて、早い段階での先制点を狙っていたね。

そんな韓国に押し込まれる展開が続いたけど、
栗原をはじめ、DF陣が集中して対応したおかげで、
そこまで危ないピンチというのは無かったと思う。

韓国の攻撃に耐えつつ、虎視眈々とカウンターのチャンスを狙っていた日本は、
青山のロングボール一発に柿谷が反応し、
DFラインの裏へ抜け出すと、GKへ向かって単騎突撃。

中国戦では似たような場面で外してしまったけど、
今回は落ち着いてGKの逆を取り、先制点を奪う事に成功したね。

このまま1点リードで前半を終えたかったところやけど、
ユン・イルロクにミドルシュートから同点ゴールを許し、試合は振り出しに。

シュート自体が見事やったけど、
寄せに行けた選手が2人そろって下がってしまったのがまずかったかな。



後半に入っても試合は韓国ペース。

これを見たザッケローニは、槇野を徳永と交代して右SBに入れ、
右SBを務めていた駒野を左SBにシフトさせたね。

勝ち越し点を奪うために攻撃的なカードを切るのかなと思ってたから、
地味な交代やなと思ってしまったけど、この交代が功を奏し、
前半、散々やられていた左サイドの守備が安定するだけでなく、
右サイドの攻撃も活性化し、サイドのバランスが非常に良くなったね。

ただ、後半25分ぐらいから、韓国がパワープレー気味に前線に放り込んできたことで、
DFラインを下げられてしまい、間延びした中盤でプレスがかからなくなり、
再度、押し込まれる展開に。

韓国の選手のラフな球際の影響もあったけど、
高萩や原口が簡単にボールを失ってたのが、
後ろの選手にさらに負担をかけてるように見えたね。

このまま1-1で試合が終わったら御の字かなと思ってたら、
後半ロスタイムに原口が左サイドをドリブルで突破してシュート。

このこぼれ球を柿谷が押し込んで、土壇場で勝ち越しに成功したね。

まあ、セレッソの選手やからあんまり褒めたくないのが本音なんやけど、
あの場面で、あそこにいるあたり、持ってる選手やなと思わせる。

もしかしたら、南アフリカW杯での本田のような位置付けの選手になるかもしれへんね。



いくらプライオリティの低い大会とは言えども、
日韓戦というだけあって、韓国の選手だけでなく、日本の選手の集中力も高く、
先の2試合と比べても緊張感のあって面白い試合やったね。

来月、宮城でウルグアイ戦があるけど、招集メンバーに、
この大会で結果を残したメンバーが何人入るかが楽しみやね。



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