2013年7月4日

雨中の長良川の饗宴



ガンバ大阪82FC岐阜


健太さんが監督になってから、すっかりと鳴りを潜めていた、
ガンバのバカっぷりが、久々に炸裂。

やっぱりガンバはこうでなくっちゃな。



万博で対戦した時は、内容的には完勝だったものの、
2得点しか挙げれなかったから、数字上はそれほど圧倒できなかった。

そう考えると、この8得点というスコアは驚きの数字ではあるけど、
この日の岐阜は、万博で対戦した時と、随分、戦い方を変えてきたから、
こういう結果になったのも納得できるかな。

万博での対戦の時は、デズモンドを中心に、
5バックでガチガチにゴール前を固めてきたせいで、
なかなかゴール前にスペースを見出せずに苦労したけど、
この日の岐阜は、DFラインを高く保って、アグレッシヴにガンバに挑んできた。

ところが、前線からのプレスが全くと言っていいほど機能していないのに、
DFラインを上げているもんだから、裏のスペースが狙い放題に。

つまり、4月にガンバと対戦した富山と同じような状態になってしまっていた。

この日は、万博で手を焼かされたデズモンドが出場停止だったけど、
この戦い方だと、デズモンドがいてもさして結果は変わらなかったかもしれないね。

ただ、万博で対戦した時と比べて、岐阜にチャンスが多く、
リーグ最少失点のガンバのDF陣(なんか不思議な響きだ)から、
2得点を奪えたのもこの戦い方を採用したからっていうのもあると思う。

少なくとも、この日の岐阜の攻撃意識には好感が持てたわ。



この試合は、前節の徳島戦から中3日という事もあって、
健太さんはスタメンとベンチメンバーを何人か入れ替えてきたね。

まず、わかりやすいところからいくと、
代表に召集されて1ヶ月チームを離れていた、遠藤と今野がスタメン復帰。

今野はハッスルして2得点を決めたけど、
遠藤は途中から黒子に徹して、完全に流してる感じやったね。

次に、前節負傷して、全治8週間と診断された倉田の代わりに、
阿部が入り右サイド、パウリーニョが平井と2トップを組む形になったね。

ただ、この試合の前線の組み合わせだと、サイドに開く選手が誰もおらず、
皆、真ん中でボールを欲しがって、ペナルティエリアが交通渋滞起こしてる場面も、
何度か見受けられたから、そこは修正する必要があるかも。

あと、パウリーニョとの交代で、
またパウリーニョがピッチに入って来たように見えたんだけど、俺の気のせいだろうか。

最後に、初スタメンを飾った、オ・ジェソクやけど、
ちょっとこの試合では実力のほどは計れないかな。

もうちょっと、実力が拮抗している対戦相手との試合で見てみたいところやね。



こういう緊張感の無い大味な試合をした後やと、
フワフワした雰囲気を次の試合まで引き摺ってしまう事が往々にしてあるから、
切り替えが大事になってくるね。

次節のアウェイ千葉戦まで中3日しかないから、なおさらやわ。

千葉戦では、この岐阜戦から上手く切り替えができているかと、
セットプレーから2度の決定機を逸し、DFラインでチョンボを犯して得点を献上した、
西野の髪形がどうなっているかに注目して見たいところやね。



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