2015年9月13日

宇佐美蘭の女の勘>ハリルホジッチの減量指示



渡鹿してきました。



ガンバ大阪21鹿島アントラーズ


小細工無しの真っ向勝負故に、個の力の差が結果に顕著に出るこのカード。

クロスバーが2点を防いでくれるという運に助けられた場面もあったけど、
この試合で勝負を決定づけたのは、2得点を挙げた宇佐美と、
前線で再三の競り合いに勝ち続けたパトリックの個の力だったように思う。

宇佐美は、左サイドで起用されるようになってからゴールが遠ざかっていたけど、
この試合では、倉田や阿部とポジションチェンジを繰り返しながら、
積極的に中に入ってシュートを打っていたし、
徐々にこのポジションでゴールを決めるイメージができつつあるように見えた。

さらに興味深いのは、
2点ともパトリックとのパス交換からゴールを決めているということ。

宇佐美本人もボヤいていたように、
これまで宇佐美からパトリックへのパスで決定機を迎える事は多かったけど、
その逆パターンはほとんど無かったからね。

パトリックのテクニックが向上したのか、
それともこの試合だけのたまたまだったのか知らんけど、
前者であることを信じて、次節以降のパトリックにも期待したいね。



逆に残念だったのは米倉かな。

前半開始早々にあわやオウンゴールの守備を見せれば、
その直後にもイエローカードを貰うなど、安定感を欠いていた印象。

そう言えば、昨季のこのカードでも、
見逃してもらったペナルティエリア内でのハンドをはじめ、
終始フワフワしていて、試合後に健太から苦言を呈されていたね。

先月の全北とのACLの試合でも遠征メンバーから外されたし、
ベンチには昨季のレギュラーのオ・ジェソクも控えているんやから、
次しっかりやらないとベンチに座ることになる、と危機感をもってやってほしいね。



次節はアウェイで松本と対戦やけど、
その前にACLの全北戦というとても大事な試合がある。

カシマスタジアムでガンバを勝利に導いた宇佐美の個の力を欠いた戦いになるけど、
先日のナビスコカップの準々決勝みたく、
今のガンバにはベンチにも戦えるメンバーが揃っているので、
代わりに出場した選手がきっとやってくれる。

てっぺんだけを見据えて戦ってきたアジアの旅を、
こんなところで終えるつもりはさらさら無いからね。




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