2015年9月8日

結局最後に全部持って行った藤ヶ谷陽介



ガンバ大阪22名古屋グランパス
                        PK(10


以前ガンバに在籍していた時と違い、
現在のガンバには東口という代表クラスの正GKがいるから、
第2GKとして出場機会が限られているのにも関わらず、
そんな少ない出場機会でこれほどまでにインパクト絶大な活躍をしてしまうなんて、
やはり藤ヶ谷陽介という男は只者ではない。

前半の早い時間帯に先制を許すも、
遠藤のスルーパスから阿部のゴールで同点に追い付き、
延長前半に岩下がセットプレーから勝ち越しゴールを奪うも、
流れの中でオーバーラップしてきた闘莉王に同点ゴールを許し、
その後はいつやられてもおかしくない防戦一方な展開。

PK戦まで辿りつくのにそんな死闘を経たはずなのに、
試合が終わってみればPK戦での藤ヶ谷しか印象に残っていないからね。

ただ、印象に残ったと言っても、
藤ヶ谷がPKストップを連発したわけではなく、むしろその逆。

一本もPKを止めていないのにも関わらず、
名古屋の選手のPK失敗によりリードを奪い、
極めつけはPK戦の最後のキッカーとして、
チームを勝利に導くシュートを決めるというワンマンショー。

藤ヶ谷より上手いGKはごまんといるけど、
これほどまでに見る者を楽しませてくれる藤ヶ谷というGKは、
まさにオンリーワンの存在やわ。



そんな藤ヶ谷の引き立て役になってしまったのが、
延長後半にPK戦を見越して楢崎に代わり投入された高木。

PK戦では、藤ヶ谷よりもシュートコースに反応できていたものの、
こちらも一本も止めることができず、
極めつけは、名古屋の11人目のキッカーとしてPKを失敗してしまうという不憫さ。

敵将・西野朗の話では、昨年の天皇杯で、
「楢崎が一本もPKを止められなかったから流れを変えたかった」らしいけど、
この結末では、ただ、楢崎のプライドを傷つけただけのように思う。

と、いうか、延長後半に入ると、
ガンバの選手達の足が止まってDFラインが上げられず、
跳ね返すだけが精一杯みたいな感じになっていたから、
変にPK戦を意識せずに、大武あたりを投入して闘莉王を前線に残し、
勝ち越し点を奪いに行くべきだったんじゃないだろうか。

ガンバの監督時代から、延長、PKがある試合では、
90分で勝負を決めに行かないことが多かったけど、
この試合ではそれが裏目に出た感じかな。

なんか、名古屋のサポーターからの風当たりも強くなってきてるみたいやし、
この調子だと来季は名古屋のベンチにいないかもね。

なんだかんだで好きな監督だったので、
もうひと花咲かせて欲しいとは思ってるんやけども。



これでナビスコカップはベスト4進出。

準決勝の相手は新潟やけど、準々決勝の時と同じく、
試合の開催時期が日本代表の活動時期と重なるので、
またしても主力が何人か不在の状態で試合に臨む事になりそうやね。

ただ、この名古屋との2試合で、二川、明神といったベテランが健在であることや、
井手口、平尾といった若手が今後に期待を持たせるような動きを見せてくれたこと、
そして、何と言っても、藤ヶ谷が”持っている”ことを確認できたので、
準決勝でも主力の不在を感じさせない戦いを見せてくれると思います。

さらに日程が過密になったので、選手としては大変やろうけど、
サポーターとしては嬉しい悲鳴ですわ。



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