2016年1月31日

日本のジャガーがアジアの虎を仕留めた



日本32韓国


前半から日本にちっともいいところが無くて、
後半開始早々に2点ビハインドになった時は、
これはもうダメかなと思ったけど、よくそこから逆転したもんだ。

2点ビハインドの状況で、スペースが無いと生きない浅野が投入された時は、
正直なところ手倉森の采配に疑問を感じたんだけど、
まさかあそこまで試合の流れが変わるとは恐れ入りました。

実際、韓国は2点リードしてからあまり前に出て来なくなってたけど、
前半から飛ばし過ぎた影響で後半の早い時間帯に足が止まって、
浅野のスピードについていけてなかったね。

タイスコアになり、韓国が前に出ざるを得ない展開になって、
韓国のDFラインの裏に大きなスペースができた時点で、
浅野の勝ち越しゴールは確約されたようなものだったね。



前半の日本が苦戦した原因として、
韓国がかなりのオーバーペースで試合に入ってきたというのもあるんやろうけど、
オナイウと大島のところがだいぶ狙われているなという印象は拭えなかった。

オナイウの身体能力の高さは、試合を見ていても感じるところがあるけど、
もうちょっと前線でボールを収めてくれないと、
守勢に回った展開の試合になると苦しい。

同じ事は大島にも言えて、自分達でボールを握っているうちは、
彼の創造性豊かなゲームメイク力が生きてくるけど、
この試合の前半のような展開になると、ボールの奪いどころになってしまう。

この2人を代えてから試合の流れが変わったのも偶然じゃ無かったと思うね。

ただ、守勢に回った時にオナイウと大島のところが狙われるのは、
手倉森にとってある程度予想していたんじゃないかなと思う。

後半の途中まで0-0で行って、敵陣にスペースができたところで、
浅野と豊川を投入するイメージだったんだろうけど、
2失点したことで早めに動かざるを得なくなりプランが乱れた

それが、試合後のインタビューで言ってた、
「2失点してむかついていた」の真意なのかなと思う。

まあ、韓国の足が止まる時間帯が予想以上に早くて、
それが良い意味で手倉森のプランを乱したんじゃないかなという気もするけど。



最初は、ガンバから招集されている井手口が、
どんなプレーをするのか見たいという程度の気持ちで見始めた今大会。

当の井手口の出場機会はグループリーグ3節のサウジアラビア戦のみだったので、
当初の自分の目的が果たせたとは言い難い。

ただ、アンダー世代のアジアの大会でことごとく勝てずに、
世界大会の経験値が乏しい若き日本代表が、
試合を重ねるごとにたくましくなっていく姿に、
徐々に感情移入していく自分がいたね。

まだまだ課題は多いチームではあるけど、
この試合で韓国相手に2点ビハインドを逆転して勝利を収めた経験は、
五輪の本大会でも必ず生きてくるはず。

五輪の本大会は、OA組も入ってくるので、
メンバーに残るのは狭き門やと思うけど、
来月から開幕するJのピッチで思う存分に自分をアピールして、
滑り込んで欲しいと思う。



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