2016年8月6日

モロッコ人のダイエットに付き合っていたら勝ち点3が転がり込んできた



ガンバ大阪21サガン鳥栖


鳥栖はガンバにとって相性の悪い相手ではあるけど、
鎌田大地のクラシックな司令塔としてのプレースタイルと、
フィッカデンティのセリエ仕込みの采配は好きなので、
個人的に好印象のチームではある。

が、この試合でトップ下に入っていた鎌田を、
新外国人のエル・カビルにスイッチしたのは、
どう見ても悪手だったように思う。

この日は、日中に豊中で38度を記録するほどの猛暑だったこともあり、
スタミナに乏しい鎌田が後半にスタミナ切れを起こすのは、
事前に想定出来ていたと思うんやけど、
代わりに出てきたエル・カビルが明らかにオーバーウエイト気味で、
ドリブルではボールが足につかないわ、
交代後10分ぐらいでバテるわと散々な出来。

挙句の果てには、ハイボールの競り合いで着地に失敗して痛がることで、
鳥栖の選手の集中力を散漫にし、長沢の決勝ゴールのお膳立てまでしてくれた。

前節の広島戦のアンデルソン・ロペスと言い、
ここ2試合、ガンバは対戦相手の新外国人に助けられている感はあるね。

まあ、エル・カビルも、次回対戦時には手強い相手になっている可能性もあるけど、
この日見た感じだと、時間が掛かりそうだなと思わざるを得なかったね。



この試合のスタメンは、呉屋とアデミウソンの2トップで、
遠藤がボランチに入り、倉田が左サイドに出る形。

前節、トップ下の遠藤と、右サイドのアデミウソンのポジションが、
被るような感じになっていたので、
それを回避するような配置にしたと思われる。

ところが、今回の布陣では、くさびを受けるアデミウソンと、
周囲との連携が合わずにボールをロストする場面が多く、
裏を狙う動きを繰り返す呉屋が孤立したような格好になり、
前半はシュート1本しか打てなかった。

後半、呉屋に代えて大森を投入し、アデミウソンを1トップに据えてから、
攻撃のリズムを取り戻したのを見ると、
やはり、アデミウソンの今のガンバでの適正ポジションは、
1トップなのかなと思う。

でも、1トップがアデミウソンだと、高さは使えないし、
裏へ走って相手のDFラインを押し下げるような動きもしないので、
正直、物足りない部分は多いんだよな。

これらの動きを期待できるパトリックは絶賛絶不調で、
さらには出場機会の少なさに不満を抱いているとか。

この試合で長沢が結果を残したことで、
パトリックの不満が増幅することも考えられるので、
長谷川健太は、まだ前線の選手の人選に悩むことになりそうやね。



次節はアウェイで磐田と対戦。

2ndステージに入って未勝利の磐田を確実に叩いて、
今季初の3連勝といきたいね。

磐田とのアウェイ戦は、J2降格が決定した4年前の試合以来やけど、
今回の会場はヤマハではなくエコパなので、あまり意識するものも無いかな。

まあ、4年前の試合での試合後の居残りや、
それ以前にも川口能活に水をかけたりと、
ガンバサポはアウェイの磐田戦で色々前科があるので、
もうヤマハでは試合させてもらえない感じもするけども。

個人的に、エコパは陸上競技場の中でも見辛い部類に入るので、
あんまり好きじゃないんだけど、
久々の静岡西部への遠征を楽しんできたいと思います。





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