2016年8月8日

次こそ、「やったぜ、藤春!」と言わせてくれ



日本22コロンビア


ナイジェリア戦の後に藤春を擁護するブログを書いたけど、
そこで、藤春という選手を語るうえで、
とても重要なことを記載するのを失念していた。

彼は右足でボールを扱えない。

ガンバの試合においても、逆サイドからクロスが流れてきた際、
セーフティに右足でクリアしておけばいいものを、
わざわざ左足に持ち替えようとするのをよく見るけど、
左足に持ち替えている間に相手選手に寄せられて、
ボールをロストすることがたまにあるんよね。

この試合に於いて、藤春を戦犯たらしめたオウンゴールの場面では、
不慣れな右足でクリアしてクリアミスするリスクと、
スルーして左足に持ち替えている間にボールロストするリスクを、
天秤にかけている間に、ボールが右足に当たり、
あろうことかゴールに向かって飛んだって感じやった。

このオウンゴール以外にも、前半に2度の決定機を逸しているし、
これで、日本が最終節のスウェーデン戦の結果如何で、
グループステージ敗退が決まるようなら、
帰国してもしばらく藤春は使いものにならないだろうな。

まあ、もしそうなっても、ガンバサポは辛抱強く藤春を応援しますよ。

だって、所属クラブのサポーターにまで叩かれたら、
さすがに救えないもんね。



ナイジェリア戦の試合内容を見る限り、
これでコロンビアと対峙するのは厳しいんじゃないだろうかと思っていたけど、
中2日の過密日程の影響を感じさせない高パフォーマンスに、
良い意味で期待を裏切られた。

ナイジェリア戦でも良い動きをしていた南野と浅野が、
引き続き好調を維持していたのと、
ナイジェリア戦で低調なパフォーマンスに終始していた室屋が、
別人のようなアグレッシブな動きをしていたのが印象的だったね。

攻撃陣に関しては2試合で6得点と結果を残しているので、
スウェーデン戦でも期待したいところ。

個人的には、今大会初先発の井手口に期待していたんやけど、
全体的には及第点の出来だったと思うけど、
あの、グティエレスと入れ替わられた1失点目の場面で、
評価にケチがついてしまった感があるね。

井手口は、アグレッシブなディフェンスをウリにしている反面、
食いつきすぎるきらいがあるから、
そこを上手く出し抜かれてしまった。

まあ、それ以外では十分にやれていたと思うから、
自信を失わずに、次のチャンスに備えてほしいと思う。



次戦はスウェーデン戦。

1試合を残してグループステージ突破を決めたナイジェリアが、
コロンビア相手に勝ち点を奪うことを祈りつつ、
日本もスウェーデンから勝ち点を挙げ、
人事を尽くして天命を待つといきましょう。



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