2018年6月10日
磐田で吠えた激情の虎
磐田行って来ました。
ガンバ大阪3-2ジュビロ磐田
6月上旬の30度を超す気温の中での試合。
それだけでも体力的にきついのに、
120分間の戦いを強いられた3日前の天皇杯と全く同じスタメンを送り込む
クルピの思考回路は一体どうなっているのだろうか。
そんな懐疑的な眼差しで試合を見ている中で、
前半15分に磐田の松浦に先制ゴールを許してしまったので、
「ほら言わんこっちゃない」という感じだった。
今季のガンバは引いた相手を崩す術を持ち合わせていないので、
先制されて相手が前に出て来なくなると苦しい試合を強いられることが多いけど、
吹田でアウェイゴールを奪えなかった磐田は、先制してもなお前に出てきたので、
ガンバとしてはカウンターを狙いやすい展開にはなっていた。
その狙い通りのカウンターの形で、磐田のゴールを陥れたのはファン・ウィジョ。
今朝の日本代表の強化試合で、スイスが日本相手に見せたような、
相手CKからの見事なロングカウンターで磐田に痛恨の一撃を食らわせたね。
後半になってもファン・ウィジョの勢いは衰えない。
遠藤のシュートのこぼれ球を豪快に叩き込んで2点目を奪えば、
髙江のスルーパスから3点目のゴールを奪い、見事ハットトリック達成。
これだけゴールに対して貪欲な選手であれば、
これまで何度かハットトリックを達成したことがあるのかなと思っていたけど、
意外にもプロキャリアでは初めてなのだとか。
しかも、JリーグでNo1のGKと評されることも多い、
カミンスキーが守るゴールを3度も破ってのハットトリックだったので、
なおさら価値があるものになったね。
また、この試合は、3日前の天皇杯での不甲斐ない戦いぶりに抗議するため、
横断幕を逆さまに掲示したり、前半10分まで応援を行わず、
応援が始まっても選手個人のコールは行わないという制約があったのだけど、
試合後、ゴール裏に挨拶に来たファン・ウィジョに対し、
この日一番の声量でファン・ウィジョのチャントが歌われたことに、
胸がすくような気持ちになったね。
ただ、そんなファン・ウィジョを下げて
食野を投入するクルピの采配は相変わらず謎なんだけども。
食野を投入すること自体は悪くないと思うんだけど、
交代させるのであれば藤本か遠藤のどちらかだろうと。
ファン・ウィジョがベンチに下がってから、
磐田のDFラインの裏のスペースを狙う選手がいなくなり、
得点の匂いが全くしなくなった気がしたのは僕だけでしょうかね。
川又に許した最後の失点がいただけなかったけど、
磐田にアグリゲートスコア4-2で勝利し、
ルヴァンカップの決勝トーナメントへの進出を決めたところで、
W杯による中断期間に突入。
なにやらお隣の8番がウチに来るという話が再燃しておりますが、
次節の対戦相手は首位の広島なので、前半戦でひたすらに露呈した課題を、
夏季キャンプでしっかり修正して臨んで欲しいね。
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