2018年6月2日
180分間の戦い方は心得ているつもりだ
ガンバ大阪1-0ジュビロ磐田
ロシアW杯の開幕まであと2週間を切り、
日本のサッカー界はW杯ムード一色…と言いたいところだけど、
先日のガーナ戦での体たらくぶりな戦いぶりと、
前回のブラジルW杯から代わり映えしない23人の顔触れに、
今一つ盛り上がりに欠けている感じ。
そんな微妙な雰囲気の日本サッカー界の中で、
一部の人間の関心事が、ルヴァンカップのプレーオフ。
Jリーグの蛸壺化を象徴しているような状況ではあるけど、
愛するクラブが試合をする以上、無関心ではいられないのですよ。
敵軍の中村俊輔曰く、ホーム&アウェイの180分間の戦いは、
最初と最後の10分が大事とのこと。
その最初の10分で試合を動かしたのは我らがガンバ大阪。
右サイドの高い位置でボールを受けたファン・ウィジョが、
強引なターンからマーカー2人をぶっちぎり、長沢へパス。
その長沢がお洒落なヒールでファン・ウィジョに戻すと、
これをファン・ウィジョが右足アウトサイドでゴールネットを揺らし、
年に1度見れるか見れないかという美しい崩しでガンバに先制点をもたらした。
前半は、このゴールの場面以外でも、全体的にガンバの選手の動きは良くて、
15連戦という過酷な過密日程を終え、しばらく休んだうえでの試合だったから、
選手個々のコンディションは良さが、
チームとしてのパフォーマンスに反映された感じだったね。
ところが、後半になって選手の運動量が落ちてくると、
磐田に押し込まれる時間が長くなり、攻撃に移っても、
ファン・ウィジョを走らせるだけの単発な攻撃ばかりになっていった。
シーズンも半分を終えようとしている時期になって、
未だに運動量に左右される戦い方しかチームに落とし込めていないのかと、
頭を抱えたくなるね。
ただ、攻められている割には失点しそうな気があまりしなくて、
特に、川又と田口はガンバのDFじゃないかっていうぐらい、
磐田のチャンスを潰して、ガンバの勝利に貢献してくれた。
どちらかと言うと、磐田の選手にシュートを打たれるより、
三浦弦太にボールが渡った時の方が
失点しそうな気がするっていうのがいただけないんだけども。
ガンバのDFリーダーの象徴でもある、
キャプテンマークと背番号5を託されているのだから、
先駆者の名に恥じないプレーを見せて欲しいものなんですがね。
ヤマハでの2nd legが残っているとは言え、
1st legでアウェイゴールを与えずに勝利したのは大きい。
ミッドウィークの天皇杯で関西学院にもきっちりと勝利をして、
弾みをつけて磐田に乗り込んで欲しいと思います。
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