2013年6月12日

ドーハでイラクの夢を断って、ブラジルで前哨戦に臨む



日本10イラク


先日のホームでのオーストラリア戦でW杯出場が決定した事で、
消化試合となったこの試合。

選手のモチベーションや、35度を超える気温、
強風などのコンディションを考えると、
良い試合が見れる可能性が低いっていうのは分かり切っていたにも関わらず、
それでも夜遅くまで起きて見てしまうんやから、
もはやサッカー観戦は俺の中で趣味を通り越して一種の義務やな。



てっきり、この試合でもザッケローニはまた自分の趣味である、
3-4-3を試してくるのかなと思いきや、4-2-3-1をチョイス。

吉田と栗原のコンディションが整わないとの事で、
伊野波と今野と言うCBのチョイスやったけど、
どうしても高さの面で不安を抱えてしまう組み合わせやったね。

そんなCBの組み合わせと、追い風というコンディションを考慮してか、
イラクは執拗にロングボールを放り込んできたね。

イラクにはマフマードっていう、
2007年のアジアカップMVPを受賞したFWがいるけど、
ターゲットマンっていうタイプじゃないから、
このロングボール攻勢は、日本の陣形を間延びさせるのが狙いだったかなと取れるね。

実際、選手同士の距離が遠くなった事で、あまり上手くボールを回せてなかったし、
守備においても、細貝あたりがケアすべきスペースが広すぎて、
ちょっと対応しきれてなかった印象があったから、
このイラクの作戦は一定の効果はあったと思う。

ただ、それでも、個人能力では日本が勝る分、
チャンスは作れていたけどね。



後半になって風上に立った事で、これでやりやすくなるかなと思ったけど、
暑さからか、全体的に運動量がガクッと落ちてしまい、
セカンドボールが拾えなくなったことで、押し込まれる場面が増えたね。

特に、香川とハーフナーの疲労感が顕著やった。

この試合の香川は、日本代表の定位置である左サイドではなく、
本来であれば、本田が鎮座するトップ下で先発したけど、香川がトップ下で生きるには、
ドルトムント時代のように、バリオスやレヴァンドブスキのような、
ボールを収められるCFが前にいる事が条件のような気がする。

この試合で香川の前にいたのは、ハーフナーやったから、
持ち味が出せないのは当然やったかな。

まあ、前田も屈強なCFって感じの選手じゃないし、
どのみち、香川が日本代表でトップ下として輝くのは難しい気がする。

ハーフナーにしても、ボールを収められないし、
守備もあんまり上手くないんやから、最低限ゴールぐらいは決めて欲しかったけど、
この試合でも何回かの決定機を外してたから、
到底、合格点を挙げられるパフォーマンスじゃなった。

前田は、磐田でのパフォーマンスを見る限り、
調子は悪いように見えるけど、ハーフナーがこんな調子じゃ、
しばらく代表のレギュラーは安泰やろうね。



なんか、全体的に愚痴っぽくなってしまって、
負け試合の後のブログみたいになってしまったけど、
結果的には日本が勝ったんよね。

後半の展開を見る限り、この試合に敗れればW杯本大会出場の夢が断たれる、
イラクの選手の気迫が、運動量の落ちた日本の選手のテクニック勝り、
これは引き分けでも御の字かなと思ってたら、
イラクの選手が2枚目のイエローを貰って退場してから、流れが変わったね。

オーバーヘッドでのシュートを試みたものの、
伊野波の顔面を蹴ってしまい、カードを貰ったあの場面は、
完全に勝ちたい気持ちが裏目に出た場面やった。

そして、変わった流れのままに、試合終了間際に
遠藤のアシストから岡崎がゴールを決めて、これが決勝点。

この試合の遠藤は、代表の試合では珍しく、キックの精度が安定してなかったものの、
体力的に一番キツイ時間帯にカウンターで先頭を切って走った嗅覚と、
あの、シュートフェイントから岡崎への丁寧な折り返しは、
それらをチャラにするものやったわ。



これで、日本のW杯アジア最終予選の戦いは終わり、
土曜日から始まるコンフェデレーションズカップの舞台となる、
ブラジルに乗り込みます。

まあ、グループがグループだけに、勝ち上がりに関しては期待はしてないけど、
本田が「優勝を狙う」と豪語しているので、良い意味で裏切ってくれる事を期待して、
来年、本大会が行われる地での戦いを楽しみましょう。


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