2014年9月27日

どこの誰が鳥栖を苦手にしてるって?



ガンバ大阪41サガン鳥栖


前節、藤春の累積警告やオ・ジェソクの負傷交代などで、
今節のDFラインはどうなることかと心配したものの、
蓋を開けてみれば、見慣れた顔が並んでて一安心。

ただ、先日のブログで「西野を使わなかったら返してくれ」と書いたら、
キズものにして返品されてくるという、手倉森の仕打ちには閉口してしまったけども。



この試合の主審はW杯の開幕戦で物議を醸すPKの判定を下した西村雄一。

タイムリーなことに、昨日、JSPORTSのFoot!に出演していたのを見たんやけど、
そこでも、「手を使って相手を抑えつけるプレーは厳しく笛を吹く」
という主旨の発言をしてたんで、その発言に沿えば、
あの米倉のPK献上のファウルは妥当なものだった。

米倉の予習不足を指摘したくもなるけど、
あの場面は、完全に豊田に前に入られてしまっていたから、
手で抑えにいかないと、フリーでヘディングされて、
どっちみち失点していた可能性は高かったと思うけどね。

ただ、番組内でひたすら西村さんのジャッジを称賛していた倉敷さんには悪いけど、
西村さんって、喧嘩両成敗的な笛を吹く傾向にある審判だという個人的な印象で、
鳥栖にPKが1本あったから、もしやガンバも貰えるんじゃないかと思ってたら、
本当に貰えてしまった。

米倉が豊田を倒した場面よりも微妙な判定だったように見えたけど、
パトリックの倒れ方がフレッジ並に上手かったんだろうね。



後半は、鳥栖が持ち前の球際の強さを発揮し、
シンプルなロングボールで押し込まれ、危ない場面を何度か作られてしまった。

ただ、清水戦もそうだったように、こういう場面を凌ぎ切って、
自分達の時間帯へ引き戻せるのが今のガンバ。

その自分達の時間帯へ引き戻すスイッチとなったのが、
宇佐美からパトリックへのロングレンジのピンポイントパスやったね。

岡本がピッチの上に倒れていたのに試合が止まらなかったことで、
若干、鳥栖の選手が集中を欠いていたのもあったやろうけど、
宇佐美がドリブルを仕掛けてくると思って、
抜かれまいと距離を置いてしまったのが運の尽き。

それにしても、パトリックはようやく足でゴールを決めたね。



ここからガンバが一気に畳み掛ける。

故障明けで2ヶ月ぶりの出場となった大森が、
ディフェンスに寄せられながらも宇佐美に繋ぐと、
宇佐美はこれをダイレクトで前線のパトリックへフィード。

このフィードをパトリックがループで林の頭上を射抜き、リードは2点に。

宇佐美はこの試合で得点は無かったものの、
ボランチやSBのあたりまでポジションを下げて、
ビルドアップでの貢献も高かったね。

プレーの引き出しがどんどん増えていることに、恐ろしさを感じるわ。

さらに、ここ数試合、長谷川監督が味をしめていると思われる、
仕上げのリンスがこの日も登場。

この試合をリンスが仕上げる事はなかったけど、
右サイドからのクロスで林のミスを誘発し、
パトリックのハットトリックをお膳立て。

先制されはしたものの、終わってみれば、3点差付けての圧勝やったね。



鳥栖に勝利した事で順位は4位に浮上。

次節は徳島に勝って2位に浮上した鹿島と直接対決やね。

川崎の次節が大の苦手としているビッグスワンでの新潟戦と言う事を考慮すると、
鹿島に勝てば、順位を2位までジャンプアップさせるチャンス。

さらに、ここ最近の傾向を踏まえると、
次節は宇佐美がゴールを決める試合やね。

そして、その宇佐美がゴールを決めた試合、今季のガンバの戦績は・・・

うん、あまり言い過ぎるとフラグが立ちそうなので、これ以上言うまい。



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