勝ちましておめでとうございます。
今年も本ブログをよろしくお願いします。

…と、あえて、去年天皇杯を制した後に書いたブログと、
同じような書き出しにしてみました。
いやはや、ガンバが連覇やってさ。本当に強くなったもんやなあ。
一昔前はどうも精神的に弱くて、大一番ではことごとく負けてたのに。
まあ、そういう悔しい経験があったからこそ、
今、こういう試合でも、たくましく戦えるようになったんやろうね。
2010年、W杯イヤーの開幕を華々しく飾った、
見事な勝利でした。
ガンバ大阪4-1名古屋グランパス
準決勝のデジャヴを見ているかの如く、
試合開始直後に、ルーカスが先制点!
去年の決勝が、延長後半までスコアレスで進んだもんやから、
こんなにあっさり先制点が奪えた事に、
すこし拍子抜けしてしまったわ。
でも、その後の展開も、準決勝の時と同じで、
1点ビハインドを背負った名古屋に徐々に
流れが名古屋に傾いていったね。
前半終了5分前に、名古屋に同点ゴールを許し、
後半に入っても、流れは変わらず、危ないシーンは続くんやけど、
なぜか、それ以上はやられる気がしないっていうか、
変な安心感があったんよね。
多分、ゴール裏にいた人たちでも、そういう風に感じてた人は、
多かったんとちゃうかな?
シーズン開幕前に、遠藤が言ってた、
「やられそうでやられない」っていう戦い方の象徴的な試合が、
シーズン最後の試合でできた格好になったね。
国立に神が降臨したのは、後半32分。
遠藤が右サイドから、鋭いドリブルで、バイタルエリアに侵入、
そのまま左足を一閃し、ガンバに待望の勝ち越し点をもたらす!!
いや~、この大一番で、見事なカットインからのミドルっていう、
スーパープレーがお目にかかれるなんて、思ってもみなかったわ。
ゴール後の、松下副会長夫人に捧げるパフォーマンスも、
胸を熱くさせるものがあったね。
(まあ、ゴールが決まった時は、興奮しすぎて見てなかったけど)
その後、ガンバは2点を加点するけど、
名古屋の立場で見れば、この失点は、ガンバがリーグ戦の33節で、
鹿島にやられた時と同じ理由やったかなと思う。
どうしても、勝利が欲しい名古屋が、得点を奪うため、
4トップにして、前掛かりになったところを、カウンターでやられての
失点っていう形。
まあ、そうは言っても、2点とも素晴らしいゴールやったけどね。
ガンバの3点目となる二川のゴールは、
名古屋のCKからのカウンターやってんね。
鹿島が十八番にしている形やけど、ガンバでこういうのは珍しいね。
遠藤と二川のゴール前でのパス交換も凄かったけど、
明神がアレックスに競り勝ったシーンで勝負アリやったわ。
この得点から、名古屋の選手のスイッチが切れたなぁって感じがした。
もう後が無いんやから、最前線にいるケネディ目がけて、
遮二無二パワープレーにでも出てくるかなって思ったけど、
なんか、DFラインでチンタラボール回してるし。
そういや、名古屋がアウェイでアル・イティハドと試合して負けた時も、
明らかにスイッチが切れた瞬間ってのがわかったよな。
こういう状態になったチームは、相撲で言う、「死に体」と同じ。
あとは、土俵の外に寄切るだけやね。
後半ロスタイムにガンバの4点目が生まれるんやけど、
ここも、遠藤でしょう。
一般的にトラップって、サッカー用語ではボールを止めるっていう
意味で使われるけど、trapって罠っていう意味やから、
ボールを止めるだけやったら、ただのstopやねんよね。
でも、このシーンでの遠藤のtrapは、DFをかわし、
GKのタイミングを外すためのものであったから、
本当の罠って意味でのtrapやったと思う。
この試合の2点目のゴールに比べれば地味やけど、
俺的には、こっちの玄人好み的な感じの方が好きやね。
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