2010年1月1日

連覇

  
 
勝ちましておめでとうございます。
今年も本ブログをよろしくお願いします。
 
 
 
 
…と、あえて、去年天皇杯を制した後に書いたブログと、
同じような書き出しにしてみました。
 
いやはや、ガンバが連覇やってさ。本当に強くなったもんやなあ。
一昔前はどうも精神的に弱くて、大一番ではことごとく負けてたのに。
 
まあ、そういう悔しい経験があったからこそ、
今、こういう試合でも、たくましく戦えるようになったんやろうね。
 
2010年、W杯イヤーの開幕を華々しく飾った、
見事な勝利でした。
 
 
 
ガンバ大阪41名古屋グランパス
 
 
 
準決勝のデジャヴを見ているかの如く、
試合開始直後に、ルーカスが先制点!
 
去年の決勝が、延長後半までスコアレスで進んだもんやから、
こんなにあっさり先制点が奪えた事に、
すこし拍子抜けしてしまったわ。
 
でも、その後の展開も、準決勝の時と同じで、
1点ビハインドを背負った名古屋に徐々に
流れが名古屋に傾いていったね。
 
 
 
前半終了5分前に、名古屋に同点ゴールを許し、
後半に入っても、流れは変わらず、危ないシーンは続くんやけど、
なぜか、それ以上はやられる気がしないっていうか、
変な安心感があったんよね。
 
多分、ゴール裏にいた人たちでも、そういう風に感じてた人は、
多かったんとちゃうかな?
 
シーズン開幕前に、遠藤が言ってた、
「やられそうでやられない」っていう戦い方の象徴的な試合が、
シーズン最後の試合でできた格好になったね。
 
 
 
国立に神が降臨したのは、後半32分。
 
遠藤が右サイドから、鋭いドリブルで、バイタルエリアに侵入、
そのまま左足を一閃し、ガンバに待望の勝ち越し点をもたらす!!
 
いや~、この大一番で、見事なカットインからのミドルっていう、
スーパープレーがお目にかかれるなんて、思ってもみなかったわ。
 
ゴール後の、松下副会長夫人に捧げるパフォーマンスも、
胸を熱くさせるものがあったね。
(まあ、ゴールが決まった時は、興奮しすぎて見てなかったけど)
 
 
 
その後、ガンバは2点を加点するけど、
名古屋の立場で見れば、この失点は、ガンバがリーグ戦の33節で、
鹿島にやられた時と同じ理由やったかなと思う。
 
どうしても、勝利が欲しい名古屋が、得点を奪うため、
4トップにして、前掛かりになったところを、カウンターでやられての
失点っていう形。
 
まあ、そうは言っても、2点とも素晴らしいゴールやったけどね。
 
ガンバの3点目となる二川のゴールは、
名古屋のCKからのカウンターやってんね。
 
鹿島が十八番にしている形やけど、ガンバでこういうのは珍しいね。
 
遠藤と二川のゴール前でのパス交換も凄かったけど、
明神がアレックスに競り勝ったシーンで勝負アリやったわ。
 
 
 
この得点から、名古屋の選手のスイッチが切れたなぁって感じがした。
 
もう後が無いんやから、最前線にいるケネディ目がけて、
遮二無二パワープレーにでも出てくるかなって思ったけど、
なんか、DFラインでチンタラボール回してるし。
 
そういや、名古屋がアウェイでアル・イティハドと試合して負けた時も、
明らかにスイッチが切れた瞬間ってのがわかったよな。
 
こういう状態になったチームは、相撲で言う、「死に体」と同じ。
あとは、土俵の外に寄切るだけやね。
 
 
 
後半ロスタイムにガンバの4点目が生まれるんやけど、
ここも、遠藤でしょう。
 
一般的にトラップって、サッカー用語ではボールを止めるっていう
意味で使われるけど、trapって罠っていう意味やから、
ボールを止めるだけやったら、ただのstopやねんよね。
 
でも、このシーンでの遠藤のtrapは、DFをかわし、
GKのタイミングを外すためのものであったから、
本当の罠って意味でのtrapやったと思う。
 
この試合の2点目のゴールに比べれば地味やけど、
俺的には、こっちの玄人好み的な感じの方が好きやね。
 
 
 
 
2年連続で、素晴らしい年始を迎えさせてくれた、
ガンバの選手達。
 
試合後は、ゴール裏に選手達が来て、
「1,2,3、バーン!!」をやったり、
松代が引退の挨拶をしたりしてたけど、
 
前の方の席に立っていた人が、巨大なゲーフラを掲げていたせいで、
一部始終が一切見れず…
 
まあ、いいや。
 
せっかく連覇したんやし、その場に居ることができたってことで、
良しとしましょう。
 
 
 
長いシーズンが終わり、サポーターとしては暇を持て余す時期に入るけど、
もう来月には、ACL、ゼロックスがあります。
 
来シーズンも熱い戦いを見せて欲しいので、
短いオフを十分に満喫して体を休めてほしいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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